SNS広告の費用は?費用対効果が上がる3つのポイントも解説
こんにちは、きむら(@zokujin_kimura)です。
今回は、気になるSNS広告の費用や費用対効果について紹介していきます。
目次
SNS広告の相場
私の経験上、SNS広告の相場は、20〜30万円/月くらいが一般的な予算感なイメージです。
広告を外注に依頼する際の相場は、広告費用の20%が相場です。100万円の広告費だったら、20万円が外注の手数料となり合計120万円の費用が発生するイメージです。広告費用と別で外注先への手数料が発生するので注意しましょう。
上記で相場感をお伝えしましたが、SNS広告は広告の表示やクリックされる度に課金される仕組みで、数千円から始められる広告なので20〜30万円なくても広告出稿ができます。
ですが、外注先によっては取引できる最低出稿金額を設けていることがあります。最低でも〇〇万円は広告費用が必要ということです。
自社としてどれくらいの費用感で自社対応か、外注に依頼するか検討していきましょう。
SNS広告の費用の決め方
どれくらいの費用から始めればよいかについてですが、2パターンでご紹介します。
目標から逆算
目標CV件数とCPA(獲得単価)から逆算して予算を決める方法です。
例えば
購入(CV)を獲得するための1件あたりの広告費用が10,000円以内で、月50件の購入(CV)を獲得したい場合は、予算は500,000円は必要になります。
このように目標CV件数とCPA(獲得単価)から逆算することで予算を決めることができます。
目標などがない場合(お試しなど)
まずは試しにやってみたい場合などは、最低でも10万円くらいはあると良いと思います。
商材やターゲティングによって異なりますが、SNS広告のクリック単価を約100円前後と仮定すると、10万円を配信することで、約1,000件のサイト流入が見込めますが、
広告費が少額すぎるとサイト訪問者数が少なくて、効果が良いのか悪いのかまだわからない段階で広告を辞めてしまうことにもなるからです。
また、基本的にSNS広告は、継続して配信しPDCAを回すことによって効果がどんどん良くなっていくものです。なので広告開始初動の段階では、目標CPA(獲得単価)より3倍高い状況でも、PDCAを回し改善することで目標CPA(獲得単価)に近づけ費用対効果をよくできる事が多々あるので、少額すぎる予算は避けましょう。
少し補足ですが、10万円広告配信して1,000件Webサイトに訪問してくれてもCVが発生しない場合は、根本的な何かを改善したほうが良いと思います!
上記の場合、今一度Webマーケティングの始め方をご覧いただき根本的な課題やズレを発見いただければと思います。こちらがWebマーケティングの始め方の記事となります。
SNS広告の費用対効果は?
商材にもよりますが、大きな話では費用対効果は良いと思います。
理由は、SNSのプラットフォームの収益源は広告が多いと考えられますが、ここまで大きくなってきたSNSのプラットフォームには、継続して広告を出してくれる広告主がいて、広告主は費用対効果が合うから広告を出し続けているはずです。
このように大きく考えると主要SNS媒体の広告は費用対効果が良いと考えられます。
ですが、商品や商材によって、悪いことももちろんありますので、実際にチャレンジする価値があるかなどは、情報を持っている知人や会社に聞いてみましょう。
何かあれば弊社でもよいのでお気軽にWebサイトからご連絡ください。良いように使ってください!
費用対効果がよくなる3つポイント
相場より費用対効果の方が大事なSNS広告ですが、じゃあどうやって費用対効果を良くするか。についてご紹介します。
ポイント① 媒体を1つに絞らない
一つのSNS媒体に絞らず複数広告出稿を行い、どの媒体の効果が良かったか検証しましょう。なぜなら、SNS広告の費用対効果は極論やってみないとわからないからです。
過去事例やシミュレーションを組み、なんとなくこうなりそう。という想定は立てることはできますが、最終的な結果はやってみなければわかりません。
実施前から一つの媒体に絞ってその結果が悪かったから、SNS広告は費用対効果合わない。ではなく、じゃあ次の媒体は?や、同時期に2つのSNS媒体を試してみるなど行い機会損失を防ぎましょう。
とはいえ全部のSNS媒体をやってほしいのではなく優先順位を決めて実施して欲しいということなので、優先順位の決め方は以下を意識してください。
その中でも優先順位を決める方法
- ユーザー属性がマッチしているか
ターゲットユーザーと媒体利用ユーザーの年齢や性別がマッチしてるか確認しましょう。
以下調査結果などを活用してください。
https://www.soumu.go.jp/main_content/000765258.pdf 93ページ
- ターゲティングが合うか
各種SNS広告では、どんな人に広告配信をするか設定できるターゲティングという機能がありますが、SNS広告によってできるターゲティングに違いがあります。
ターゲットユーザーに広告を届けられる媒体を選定しましょう。
- 主要KPI数値が合うか
広告の費用対効果が合うためには、インプレッション単価やクリック単価・コンバージョン率が重要になります。インプレッション単価とクリック単価は過去配信事例で大枠は掴めるので、事前に単価感を確認し選定しましょう。
ポイント② 放置しないでちゃんと運用する
SNS広告を始めたら、その後の運用をしっかりとやりましょう。
基本的にSNS広告は、運用調整することでどんどん成果が良くなるものです。なので、成果をより良くするために広告出稿後にちゃんと運用する必要があります。でもどうやって?って方もいらっしゃると思いますが、まずは、何が勝ちパターンか見出しましょう。
各種項目に分けてデータを確認し、勝ちパターンに広告費用を寄せていけば費用対効果がどんどんよくなるはずです。
媒体別、ターゲティング別、クリエイティブ別、地域別、年齢別など、どのセグメントの効果が良いか確認していってください!
ポイント③運用体制を整える
広告出稿するにも運用が必要だとお伝えしましたが、ちゃんと運用するためには、担当する人が必要になります。社内でやらない場合は外注も活用できます。
以下解説を参考に、皆さんに合いそうな体制を構築してもらえればと思います。
先に個人的な意見をお伝えすると、外注に任せてある程度どんなものかわかったら自社で運用するといいかと思います!
自社でやるメリット
・ノウハウが溜まる
自社で広告運用を行うため、ノウハウが自社内に溜まります。恐らく外注先にノウハウを聞けば教えてくれることも多いと思いますが、やはり自分でやるのと誰かがやるのは理解度が異なります。
・スピードある運用ができる
SNS広告運用にある程度の時間を割くことができる担当者を設けられれば、スピード感ある広告運用が可能になります。
外注に頼むと、少なからずスピード感は落ちやすいです。
外注に依頼しても御社のみを担当してるわけではありませんし、サービス規定が決まっていることもあるでしょう。すぐに〇〇を変更したくても、社内規定で対応には3営業日必要などの場合は多くあります。
ですが、自社にSNS広告運用担当がいれば自社の広告運用に向き合う時間が増えるため作業もすぐに対応できる可能性が高まります。調整が効きやすく変化の激しいSNS広告なのでスピード感は成果を出すためには重要な項目です。
・広告する自社の商品やターゲットに詳しい
当たり前なのですが、自社の商品に詳しいので広告成果を出しやすい可能性があります。それは自社の商品に詳しいだけでなく、ターゲットにも詳しいことも影響します。
マーケティングの基本「誰に、何を、どうやって」の「誰に、何を」に詳しいため、お客さんが本当に求めているニーズを捉えた広告を出せるはずです。
自社でやるデメリット
・最初の勉強に時間がかかる
ゼロからスタートする場合、最初は勝手がわからず覚えることや理解することに時間がかかります。初動は勉強することがたくさんあるためデメリットとも言えます。
教えてくれる人を用意するなどして対策しましょう。
・情報量が少ない
外注などの専門会社は、媒体社からの情報や社内の情報共有など多く情報を得られる環境がありますが、事業会社で少人数でSNS広告を実施しているとたくさんの情報は入ってきません。営業電話はいっぱいきますが、、、
他社のSNS広告担当と繋がることや代理店の担当とコミュニケーションをとるなどで対策しましょう。
本気でリソースを用意してWeb広告をやるならばいつかはインハウス化することをおすすめします。やはりスピード感と、ターゲットと商品に詳しければ詳しい方が成果は出やすいと考えられるからです。
ですが、ゼロイチはしんどい・・・。という方もいると思います。その場合は、最初だけ外注を利用したりコンサルを付けて教えてくれる人を用意して、最初の非効率な部分をカバーしましょう。
最後に
SNS広告はうまく活用できたら売上向上につながる施策です。費用対効果良く配信するためのコツを掴んで頂きパフォーマンス最大化してください!
弊社では無料個別相談を実施していますので、競合社がどのSNS広告を実施しているかやどのようなやり方が良いかなどお悩みの方はぜひご活用ください。
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