【まるわかり】Twitter広告の出し方とは?画像付きで徹底解説
Twitterを利用している方であれば、「Twitter広告」を目にしたことがある方は多いのではないでしょうか?
タイムラインに流れてくる広告や、トレンドに表示されている広告など、様々な形式がありますよね。そこでこの記事では、Twitter広告の特徴や出稿方法について解説いたします。
本記事で分かること
・Twitter広告の特徴
・Twitter広告の種類
・Twitter広告の出稿方法
・Twitter広告でCVを計測する方法
・Twitter広告のコツ
ぜひ最後までお読みください。
Twitter広告とは?
Twitter広告とは、ユーザーのタイムラインやトレンド欄に広告を出稿できるサービスです。日本におけるTwitterの月間アクティブユーザー数は5,895万人とされており、SNSの中ではLINE・YouTubeに続く3番手のユーザー規模を誇ります。
テキスト・画像・動画など、様々な手法で多くのユーザーにアプローチできるのがTwitter広告です。
Twitter広告の種類は5つ
Twitter広告の配信手法には5つの種類があります。
・プロモ広告
・フォロワー獲得広告
・Twitterテイクオーバー
・Twitter Amplify
・Twitterライブ
それぞれ異なる特徴を持っているので、順番に見ていきましょう。
プロモ広告
プロモ広告は、おもにWebサイトやアプリインストールを促す目的で使われる広告です。タイムライン上で見かける広告の中では、最も多い配信手法です。
下部に「プロモーション」と表示されますが、通常のツイートと同じ形式で配信されるため、一見すると広告との見分けはつきません。
また、通常の投稿と同じく、リツイートやいいねをすることも可能なので、広告ツイートがどんどん拡散される可能性もあります。
フォロワー獲得広告
フォロワー獲得広告は、Twitterアカウントのフォロワー数拡大を目的とした広告です。フォロワーを獲得するごとに課金されるため、少額の広告費用でフォロワーを増やしたい方におすすめです。
プロモ広告とは異なり、広告に自動で「フォロー」ボタンが表示されます。
Twitterテイクオーバー
Twitterテイクオーバーは、タイムラインやトレンドの最も目立つ位置に掲載できる広告です。タイムラインやトレンドの最上部など、ユーザーから確実に見られる位置に表示されます。プロモ広告では流されてしまう可能性もありますが、Twitterテイクオーバーはその心配もありません。
Twitterの中で最も目立つ位置に出稿できるので、商品やサービスの認知度向上を目的とする方におすすめです。
Twitter Amplify
Twitter Amplifyは、Twitterと提携しているパートナーが投稿した動画の再生前に、広告を出稿できるメニューです。
形式はYouTube広告に似ており、ユーザーは動画の再生から6秒経過後、広告をスキップできるようになっています。
Twitter Amplifyは、「音楽」「自動車」のようなカテゴリーを選択し、そのカテゴリーに該当するパートナーの投稿動画の前に配信されます。そのため、より興味関心の強いユーザーにターゲットを絞って配信を行えます。
Twitterライブ
Twitterライブは、ライブ動画を配信できる広告です。
リアルタイムの情報を届けられるため、新商品の発表会や、セミナー等のイベントのライブ配信で利用されることが多いです。
また、ライブ動画を視聴しているユーザーと、リアルタイムでコミュニケーションを取ることができるのも、Twitterライブの特徴です。
Twitter広告の特徴
様々な種類があるTwitter広告ですが、Twitter広告には独自の特徴があります。
①ターゲティングが豊富
②二次拡散性が高い
③若年層にリーチしやすい
それぞれ順番に解説します。
①ターゲティングが豊富
1つ目の特徴は、「ターゲティングが豊富」という点です。Twitter広告には、大きく3種のターゲティングがあります。
ユーザー属性 | 性別・年齢・地域など |
Twitter上での行動 | キーワード・フォロワー・興味関心など |
広告の配信場所 | プロフィール・タイムラインなど |
Twitter広告のターゲティングについては、こちらの記事でさらに詳しく解説しております。ぜひ合わせてご覧ください。
また、2023年1月25日に「Twitter検索キーワード広告」という手法が発表されました。
ベータ版なので今後どうなるか分かりませんが、リスティング広告のように「特定のキーワードを検索したユーザー」に対し広告を表示できるメニューです。
参照:新プロダクト「Twitter検索キーワード広告」ローンチのお知らせ
②二次拡散性が高い
2つ目の特徴は、「二次拡散性が高い」という点です。Twitter独自の機能として、他のアカウントのツイートを共有できる「リツイート」や「いいね」の機能があります。
例えばプロモ広告を出稿し、1人のユーザーがリツイートをした場合、リツイートされた広告を別のユーザーがクリックしたとしても、追加で課金はされません。
ユーザーのアクションによって広告も拡散されるのがTwitterの特徴なので、広告費用をかけずに、リーチを広げられます。
③若年層にリーチしやすい
3つ目の特徴は、「若年層にリーチしやすい」という点です。総務省の調査によると、10代の67.4%、20代の78.6%がTwitterを利用しているとされており、若年層での利用率が高いことが分かっています。
Twitterはリアルタイムな情報を反映するSNSなので、トレンドに敏感な若年層が多く利用していると考えられます。
そのため、若年層に向けて自社の商品やサービスをアピールしたい場合、Twitter広告は向いているでしょう。
参考:令和3年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書
【画像付きで解説】Twitter広告の出稿方法
Twitter広告の種類や特徴をご紹介しましたが、ここからは実際にTwitter広告を出稿する方法について解説します。
Twitter広告の中でも最も使われる「プロモ広告」の配信手順を、画像付きで見ていきましょう。
①広告アカウントを作成する
初めにTwitterの広告アカウントを作成します。
「Twitter広告(https://ads.twitter.com/)」にアクセスしましょう。「はじめる」をクリックします。
広告配信したいTwitterアカウントにログインします。
②キャンペーンを作成する
Twitter広告のキャンペーンを作成します。今回は例として、「ウェブサイトへの集客」を目的としたキャンペーンでご説明します。
「シンプル」を選択します。
目的は「ウェブサイトの訪問者数」を選択します。
③クリエイティブを作成する
配信する広告ツイートを作成します。
①配信するツイートのテキストを入力します。
②画像を添付する場合、「メディア」からアップロードします。
③画像の下に表示する「ヘッドライン」「ウェブサイトのURL」を入力します。
右側にはリアルタイムでプレビューが表示されるので、確認しながら作成しましょう。
④ターゲティングを設定する
広告を配信するターゲティングの設定を行います。
今回は例として以下の内容を設定しています。
性別:女性
年齢:18~24歳
地域:日本全国
キーワードオプション:コーヒー
興味関心:コーヒー、紅茶、デザート
⑤スケジュール・予算を設定する
最後に、広告を配信するスケジュールと予算を設定します。1日あたりの予算と、キャンペーンの開始日を入力し、クレジットカードを登録します。
以上の5ステップで、Twitter広告の配信が可能な状態となります。
CVを計測する方法
Twitter広告の配信を開始する前に、CV計測の準備も行いましょう。
大まかな流れとしては、下記の2ステップで設定できます。
・Twitterピクセルの設定
・Twitterピクセルをサイトに設置
Twitterピクセルは、タグマネージャーでも設定できるのでその方法についても解説します。
Twitterピクセルを設定
まず初めに「Twitterピクセル」を設定します。
①ツール>イベントマネージャーにアクセス
②「Twitterピクセルを表示」をクリック
③表示されたピクセルコードを控える
サイトに直接タグを設置する場合、表示されたピクセルコードを手元に控えておきましょう。
GTMを使用する場合は、「タグマネージャー」タブを開き、表示されるピクセルIDを控えておきましょう。
④イベントを設定
続いて、計測したいコンバージョンイベントの設定を行います。
「イベントを追加」をクリックします。
計測するコンバージョンの詳細設定を行います。
名前:分かりやすい名前を付けましょう
イベントの種類:該当するイベントの種類を選択しましょう
アトリビューション期間:任意の期間を設定しましょう
続いて、コンバージョンの計測方法を設定します。
2種類あるので、設定しやすい方を選択しましょう。
【コードを使ってイベントを定義(推奨)】
イベントコードを設定してコンバージョンを計測する方法
【URLルールを使ってイベントを定義】
サンクスページのURLを設定してコンバージョンを設定する方法
⑤-1:コードを使ってCVを定義する場合
④で「コードを使ってイベントを定義」を選択した場合の設定方法です。
GTMを使用しない方は、「ウェブサイトコード」を選択し、表示されるコードを控えておきましょう。
GTMを使用する方は、「タグマネージャー」を選択し、表示されるイベントIDを控えておきましょう。
⑤-2:サンクスページへの到達をCVとする場合
④で「URLルールを使ってイベントを定義」を設定した場合の設定方法です。
計測するコンバージョンのサンクスページのURLを記入しましょう。
以上でTwitterピクセルの設定は完了です。
設定したTwitterピクセルをサイト内に設置し、計測をスタートさせましょう。
Twitterピクセルの設置|GTMを使用する場合
前頁で控えたピクセルIDを使ってGTMで設定します。
①GTMにアクセスし、タグ>新規>タグタイプで「Twitter Base Pixel」を選択
※ない場合、「コミュニティテンプレート ギャラリー」をクリックし追加しましょう。
②前項の③で控えた「ピクセルコード」を記入
トリガーは「All Pages」を選択しましょう。
③前項の⑤-2で控えたイベントIDを記入
以上でGTMでの設定は完了です。
尚、前項で「URLルールを使ってイベントを定義」を選択した場合、GTMでのイベントIDの設定は不要です。タグを公開し、CVの計測を開始しましょう。
Twitterピクセルの設置|サイト内に直接埋め込む場合
GTMを使用しない場合は、設定したTwitterピクセルをサイト内に直接埋め込みます。
①前項の③で表示されたピクセルコードを全ページに設置
②前項の⑤-1で取得したウェブサイトコードを、サンクスページに埋め込みます。
以上でTwitterピクセルの設定は完了です。
タグの設置が完了したら、計測を開始しましょう。
Twitter広告の効果を上げる3つのコツ
最適な配信目的とターゲティングを選択する
Twitter広告では、配信目的・ターゲティングの種類が複数存在します。
配信目的で大きな目的を選択し、ターゲティングで誰に広告を届けるかを決めるため広告配信の成功可否を大きく分ける設定項目です。
例えば、たくさんの人に広告を見てもらいたい場合は、目的はリーチを選択。
たくさんの人にWebサイトに訪れて欲しい場合は目的をウェブサイトの訪問者数を選択するイメージです。
また、ターゲティングでは広告を届けるユーザーの「年齢・性別・地域」などのデモグラフィックでターゲティングができたり、キーワードターゲティング・フォロワーに似ているアカウントなどのターゲティングもあります。ターゲット・商品に合った条件を選択しましょう。
目的・ターゲティングどちらもですが複数の設定で同時配信しABテストすることも可能です。目的はあまり動かさなくてよいですが、ターゲティングはどのターゲティングが良いかをABテストすると良いでしょう。
Twitterのターゲティングに関しては以下の記事も参考にしてください。
参考記事:【2023年最新版】Twitter広告のターゲティング一覧 おすすめもターゲティングも紹介!
Twitterと相性の良いクリエイティブにする
広告の目的とターゲティングをちゃんと設定しても、広告として表示するクリエイティブ(画像・動画・テキスト)がターゲットユーザーに興味を持ってもらえないものでは広告効果は良くなりません。
できるだけターゲットに刺さるクリエイティブを考えた上で広告配信しましょう。
また、クリエイティブは複数種類を配信してどのパターンのクリエイティブのパフォーマンスが良いか見ていくことも可能です。よーく考えたけど適当に作ったクリエイティブが当たることもあるので量と質のバランスを考えて広告配信しましょう。
Twitter広告のクリエイティブのコツに関しては以下記事も参考にしてください
参考記事:【Twitter広告】クリエイティブのコツと成功事例を一緒に解説!
勝ちパターンのターゲティング・クリエイティブに予算を寄せる
ターゲティング・クリエイティブどちらもABテストができるので、複数パターンで配信し最適なターゲティング・クリエイティブに予算を寄せていきましょう。機会損失も少なく、広告効果の最大化も可能な運用方法です。
例えば一つのターゲティングしか広告配信してない場合、実場違うターゲティングを使えばよりよい効果が得られるかもしれません。これが機会損失です。
また、パフォーマンス悪い広告に予算を使うのを辞めてパフォーマンス良い広告に予算を使えば広告効果が最大化します。
Twitter広告は、広告始めたら終わりではなく、広告始めてから調整しやすいのが特徴です。しっかり運用して広告効果を最大化しましょう。
まとめ
Twitter広告の特徴や出稿方法をご紹介しましたがいかがでしょうか?
Twitter広告は、目的に合わせて様々な手法での配信が可能です。また、ユーザー数も多く二次拡散性も高いため、他の広告よりリーチを広げられるのも特徴的です。
気になった方はぜひ配信してみてください。最後までお読みいただきありがとうございました。
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