【インスタ広告】ターゲティングの種類は?使い方も踏まえて解説

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【インスタ広告】ターゲティングの種類は?使い方も踏まえて解説

インスタ広告を始めよう思ってるけど

 

何が何だか分からない・・・
どんなターゲティングを使えばいいかわからない・・・

こんなお悩みをお持ちの方向けに、instagram広告のターゲティング種類をご紹介します。また、使い方も踏まえて紹介してますので、ぜひ自分たちだったらこう使おうなど想像しながらご覧いただけましたら幸いです。

もしそれでもどんなターゲティングを使えばいいかわからなければお気軽にお問い合わせください。無料でターゲティング案をご提案致します!

インスタ広告のターゲティング種類

ターゲティングの種類は大きく以下の3つに分けられます。

 

・コアオーディエンス

・カスタムオーディエンス

・類似オーディエンス

 

Instagram広告は、Facebook広告とシステムが一緒なので、Facebook広告と同様のターゲティングができます。ターゲティングを上手く利用することで、できるだけ届けたいユーザーのみに広告を配信することが可能なため広告効果が上がる可能性がありまので、ターゲティングを使いこなしましょう!

 

それではそれぞれターゲティングをご紹介していきます。

コアオーディエンス

コアオーディエンスとは、位置情報や年齢性別などの利用者情報を基にターゲティングできるものです。それぞれ詳しくご紹介します。

地域

都道府県単位やピンから半径〇〇kmなどの範囲指定形式で地域をターゲティングすることが可能です。自社ビジネスの商圏に合わせて地域の設定を行いましょう。

instagram広告地域ターゲティング

また、地域を指定する種類には以下4種類があります。

4つのうちよく使うのは1番目の地域設定ですが、プロモーション内容によってどれにするか判断しましょう。

 

1、この地域に住んでいる人、または最近この地域にいた人

選択されたエリア内に自宅または一番最近の位置情報がある人です。

 

2,この地域に住んでいる人

選択されたエリア内に自宅がある人です。

 

3、最近この地域にいた人

選択されたエリア内に一番最近の位置情報がある人です。

 

4、この地域を旅行中の人

一番最近の位置情報が選択されたエリア内にあるが、自宅は125mi/200km以上離れている人です。

 

地域の除外設定も可能です。

 

例えば東京都と神奈川県を除いた45都道府県に配信したい場合などは、配信地域として45都道府県を設定するより、東京都と神奈川県を除外設定すると手間が省けます。

instagram広告地域ターゲティング除外設定

利用者データ

年齢、性別、学歴などをターゲティングすることが可能です。

 

■年齢

13歳〜65歳の間は1歳刻みで選択できます。自社ビジネスのターゲットに合わせて設定しましょう。

 

ただし、18歳未満をターゲットに設定する場合は、詳細ターゲット設定、カスタムオーディエンス、類似オーディエンス、これらのオプションを含む保存済みのオーディエンスなど、多くのターゲット設定オプションを利用できなくなりますので注意してください。

 

■性別

すべて、男性、女性の3つから選択することが可能です。女性だけに配信したい場合は、女性にチェックするなど、自社ビジネスのターゲットに合わせて設定しましょう。

 

■学歴

大学名や、学歴のステータスなどをターゲティングが可能です。

インスタ広告学歴ターゲティング

例えば採用目的でインスタ広告を実施する際の求人要件に合わせて学歴を設定したり、ある特定の学校の卒業生だけにターゲティングしたい時などに利用できるターゲティングです。

行動

過去の購入履歴やデバイスの利用状況などの消費者行動に基づいてターゲティングすることが可能です。

例:使用OS、使用インターネットブラウザ、よく旅行する人、海外駐在者

 

いくつか項目はあるので、自社ビジネスで利用できるターゲティングを見つけて設定しましょう。以下記事では、行動ターゲティングの一覧のスプレッドシートも無料で掲載しています。

https://zokujin.com/column/616/

つながり

あなたのFacebookページやイベントとつながっている人のみにターゲティングすることが可能です。または、反対に除外して新しいユーザーに配信を届けていくことも可能です。

 

興味・関心

興味・関心を基にしたターゲティングが可能です。

 

例えば女性向けのファッション通販サイトが広告を出すなら、ファッションに興味があるユーザーに広告配信した方が効果がよさそうですよね。ファッションと検索して、興味・関心を探してみると、いくつかターゲティング項目が出現したので、相性が良い項目を選択して届けたいユーザーに広告が届くようにしましょう。

インスタ広告興味関心ターゲティング

こちらの記事ではInstagram広告の興味関心を一覧化したデータや、各ビジネスに合わせたターゲティング案を紹介してるのでこちらも是非チェックしてください。

https://zokujin.com/column/616/

 

カスタムオーディエンス

カスタムオーディエンスとは、自社の保有データを基に広告配信ができるターゲティングです。優良顧客や、アプリを利用している人、ウェブサイトにアクセスした人など、既に御社のビジネスに関心を示している利用者に広告配信することが可能です。

連絡先リスト

CRMシステムやメールアドレスリストの情報を基に、広告配信ができるターゲティングです。

 

活用例としては、リピート促進のためにキャンペーンを始める際に、既存客のメールアドレスを基に、既存客のみに広告配信をすることなどが考えられます。ただし、リストの数が少ないと広告配信量も少なくなるためある程度リストの量がある際にこちらのターゲティングを使用しましょう。

 

また、ここ数年でCookie規制も進んでいるため顧客リストや顧客になる前のユーザーリストなどの一次データを集める重要度も高まってきています。

サイト訪問者

いわゆるリターゲティング広告が配信可能です。リターゲティング広告とは、一度サイトを訪れたユーザーのみに広告配信を行うターゲティングです。

 

実施には、ピクセルというコードをWebサイトに設置する必要があるので忘れずに対応してください。

 

アプリの利用者

すこし技術的な対応も必要ですが、Facebook SDKを実装することで、アプリをDLしているユーザーのみに広告配信を行ったり、最近アプリで購入した人だけにターゲティングをすることも可能です。

 

他にも最近アプリを利用したユーザーや、 高額の購入を行ったユーザーにのみ広告配信を行うことも可能です。こちらもデータ量がすくないと広告の配信量が少なくなるためある程度のデータがある際に利用するとよいでしょう。

類似オーディエンス

類似オーディエンスとは、ある特定のユーザーに似てるユーザーに配信ができるターゲティングです。

 

ある特定のユーザーは上述したカスタムオーディエンスで作成したリストなどを基に類似ユーザーのターゲティングリストを作成します。例えば、既存客の類似ユーザーに広告配信を行ったり、サイト訪問者の類似ユーザーに広告配信を行うことが可能です。

 

どのように類似しているユーザーと定義するかは明らかになっておりませんが、恐らく年齢・性別・位置情報・行動履歴による興味関心などを基に、類似しているユーザーと判定していると考えられます。また、Facebookが実名制のSNSのためターゲティングの精度が高いことが特徴の一つですが、Instagram広告はFacebookと連携しているので、Instagram広告の類似オーディエンスもターゲティングの精度が高いと考えられます。

 

まずはどのターゲティングを使えばいい?

はじめてInstagram広告を実施するならばまずは、コアオーディエンスの地域・年齢・性別・興味関心は利用しましょう。

 

設定の考え方は、自社ビジネスのターゲット外のユーザーに配信がされないようにするイメージで設定してください。ただ、あまりターゲティングを絞りすぎるとCPM(1,000回表示あたりの費用)が高くなったりすることがあるので配信後の数値じゃ忘れずにチェックしましょう。

 

またターゲティングを設定せずにCPM(1,000回表示あたりの費用)を落として、誰に配信するかはInstagram広告の機械学習に任せる方法を実施することもあります。配信状況やビジネスモデルにもよりますが、その時の状況・環境に合った運用を実施してみ改善を繰り返していきましょう。

Instagram広告運用のポイント

広告セットを分けすぎない

広告セットをターゲティング毎に分ければ、ターゲティング毎に成果が見るが可能です。しかし機械学習の最適化を最大限活かすには一つの広告セットに週50件以上のCVが必要と言われているため、広告セットを分けすぎずできるだけ一つの広告セットに週50件以上CVが集まるようにしましょう。

 

予算の出どころが異なったり、広告セットを分けてそれぞれの成果を計測する方が後にパフォーマンス最大化する場合などは週50件にこだわらずに広告セットを分けることもあります。

 

広告配信において環境面やパフォーマンス面などで優先順位を付けてアカウント構成を構築しましょう。

適切なクリエイティブサイズを用意する

Instagram広告ではフィード面やストーリーズ面、発見タブ・リールなどの複数の場所に広告が掲載されます。広告の掲載先によって普段ユーザーが見慣れているサイズも異なるため、できるだけ正方形・横長だけでなく、縦長のクリエイティブも用意しましょう。

 

実際に縦長のクリエイティブを配信したらクリック率が3~4倍にまで上がった事例もあります。

クリエイティブのPDCAを行う

Instagram広告はターゲティングなども重要ですが、クリエイティブもパフォーマンスを上げるために重要な要素の一つです。一回作ったクリエイティブのみで配信するのではなく、過去データの傾向やターゲット・トレンド・季節性などに合わせたクリエイティブをどんどん試していきましょう。

 

試した結果パフォーマンスが良いクリエイティブの特徴などを踏まえて、さらに新しいクリエイティブを試していきましょう。パフォーマンスが良いクリエイティブを基にどんどんブラッシュアップしていくイメージです。

さいごに

今回はInstagram広告のターゲティングについてご紹介しました。たくさんのターゲティングがありますので何が自社ビジネスには効果的か考え広告配信を行って頂けたらと思います。

 

もし記事を見てもどんなターゲティングが良いかわからなければお気軽にお問い合わせください。無料個別相談でターゲティング案を作成致します!

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norihisa kimura
この記事を書いたのは
kimura norihisa

デジタルマーケティング

Web広告代理店(東証二部)にて数十社以上のコンサルティングを経験。現在は上場企業を含む企業のマーケティングのコンサルティング業務を担当。マーケティング上流から広告運用などの実務部分まで得意とする。