【GA4】予測オーディエンスとは?活用方法・設定手順も徹底解説

GA4

「予測オーディエンスってなに?」
「予測オーディエンスはどんなことに活用できるの?」

 

GA4に関して調べてたりしていて、このような疑問をお持ちの方もいらっしゃるかと思います。

 

2019年に「Google アナリティクス 4プロパティ」(GA4)がリリースされ、旧来のユニバーサルアナリティクス(UA)が2023年7月1日にサポート停止されます。今後はUAをGA4に移行し、GA4を用いてアクセス解析を行う環境を構築することが急務でしょう。

 

GA4にはUAにはない様々な新機能が実装されています。特にGA4になって新たに実装された機能の一つが、「予測オーディエンス」です。

 

予測オーディエンスを活用すれば、機械学習を用いてユーザーの購買や離脱を予測することが可能になります。それにより、Webサイト内のユーザーの行動を的確に分析し、またGoogle広告の効果を最大化することができるようになります。

この記事では、GA4の予測オーディエンスについて詳しく解説します。

 

また以下も無料公開中ですのでご覧くださいませ。

GA4 UA(ユニバーサルアナリティクス)で見てたデータをGA4で見る方法

「予測オーディエンス」とは?

予測オーディエンスとは、特定の予測指標に関連するオーディエンスのことです。簡単に言うと、特定の行動をしようとするユーザーを予測する機能です。

 

オーディエンスとは、ユーザー属性、イベント名、イベントパラメータ等の条件で絞り込まれた特定のユーザーのリストを指しています。オーディエンスを活用することで、ユーザーを特定のセグメント毎に分類し、セグメント毎にユーザーの動向を分析できます。

 

予測指標とは、以下のように定義される指標のことを指しています。

 

指標 定義
購入の可能性 過去28日間のサイトを訪問したユーザーが、今後7日感以内にコンバージョンする可能性のこと
離脱の可能性 過去 7 日以内にサイトを訪問したユーザーが、今後 7 日以内に離脱する可能性のこと
予測収益 過去 28 日間にサイトを訪問したユーザーが、今後 28 日間にコンバージョンすることによって生じる収益のこと

参照:アナリティクスヘルプ「[GA4] 予測指標」

 

上記の指標からも分かるように、予測指標は主に購入、離脱、収益に関する指標です。実際に活用される予測オーディエンスについて確認しましょう。

 

「予測オーディエンス」の種類

予測オーディエンスは以下の五つに分類できます。

 

オーディエンス 説明 条件設定
7 日以内に離脱する可能性が高い既存顧客 今後 7 日以内にプロパティにアクセスしない可能性が高い既存顧客です。 一致条件:

(イベント)

in_app_purchase OR purchase OR ecommerce_purchase

OR

(指標)

LTV > 0

AND

(予測指標)

離脱の可能性 > 80 パーセンタイル

7 日以内に離脱する可能性が高いユーザー 今後 7 日以内にプロパティにアクセスしない可能性が高いユーザーです。 一致条件:

(予測指標)

離脱の可能性 > 80 パーセンタイル

7 日以内に購入する可能性が高い既存顧客 今後 7 日以内に購入に至る可能性が高いユーザーです。 一致条件:

(予測指標)

購入の可能性 > 90 パーセンタイル

7 日以内に初回の購入を行う可能性が高いユーザー 今後 7 日以内に初めての購入に至る可能性が高いユーザーです。 一致条件:

(予測指標)

購入の可能性 > 90 パーセンタイル

AND

(指標)

LTV = 0

除外条件:

(イベント)

in_app_purchase OR purchase OR ecommerce_purchase

28 日以内に利用額上位になると予測されるユーザー 今後 28 日以内に最も収益を生み出すと予測されるユーザーです。 一致条件:

(予測指標)

予測収益 > 95 パーセンタイル

参照:[GA4] 予測オーディエンス – アナリティクス ヘルプ

 

「条件設定」は、予測オーディエンスが成立するための個別条件のことです。また、どの予測オーディエンスであれ、予測オーディエンスを設定するためには、以下の条件を一つでも満たしている必要があります。

 

①purchaseやin_app_purchaseのイベントが送信されるように設定されていること
②購入、離脱するユーザーのうち、過去1週間で条件を満たすユーザーが1000人、満たさないユーザーが1000人いること
③プロパティのモデルの品質が最低限維持されていること

 

上記の条件を満たしていなければ、予測オーディエンスを活用することは出来ません。その点に注意しましょう。

 

「予測オーディエンス」の活用方法

ざっくりというと、予測オーディエンスは購買と離脱に最も近いユーザーを予測できます。そのため、予測オーディエンスは以下の二点に活用することができます。

 

①購入する可能性が高いユーザーを予測し、そのユーザーに向けてリマーケティングキャンペーンを実施する。

 

購入する可能性が高いユーザーを予測することにより、コンバージョンを促すような施策を取ることができます。たとえば、予測オーディエンスで購入する可能性の高いユーザーを割り出し、それらのユーザーに向けてリターゲティング広告を配信することが有効でしょう。

 

②離脱する可能性が高いユーザーを予測し、そのユーザーの性質を分析することにより、Webサイトの離脱率改善施策を実施する

 

離脱する可能性が高いユーザーを予測することにより、そうしたユーザーのデータをもとに、Webサイトの離脱率を改善する施策を取ることも有効です。たとえば表示速度の改善や、Webページの内容や構成を変えることも有効でしょう。

 

 「予測オーディエンス」の設定方法

予測オーディエンスの具体的な設定方法について確認していきましょう。

 

まずGA4の管理画面を開き、右サイドバーから「設定」を選択し、「オーディエンス」を選択します。

 「予測オーディエンス」の設定方法

選択候補として、テンプレートで設定されている予測オーディエンスが表示されます。「予測可能」を選択すると、使用可能な予測オーディエンスにだけ「利用可能」というステータスが表示されます。

 「予測オーディエンス」の設定方法

「利用可能」として表示される予測オーディエンスは、条件設定に記載されているパーセンタイルを上回っているものに限られます。

 

まとめ

本記事では、GA4に新たに実装された予測オーディエンスについて詳しく解説しました。予測オーディエンスを導入することにより、データサイエンティストではないマーケターも普段の業務に機械学習を活用することができるでしょう。

 

また予測オーディエンスは、Webサイト内部におけるユーザーの動向を分析するだけでなく、広告配信を最適化するために活用することもできます。

 

ぜひ予測オーディエンスを導入して、普段のマーケティング業務に活用してみてください。

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norihisa kimura
この記事を書いたのは
kimura norihisa

デジタルマーケティング

Web広告代理店(東証二部)にて数十社以上のコンサルティングを経験。現在は上場企業を含む企業のマーケティングのコンサルティング業務を担当。マーケティング上流から広告運用などの実務部分まで得意とする。