【2022年最新版】リスティング広告のキーワード挿入機能とは?
はじめに
検索広告の運用をしていると必ずと言っていいほど、クリック率の改善に悩まされることがあると思います。
広告文を変えてみるべきか、検索キーワードを変えてみるか、などで悩んだことがありますよね。
今回は、クリック率改善につながりそうな施策の一つである「キーワード挿入機能」について解説していきたいと思います。
キーワード挿入機能とは?
「キーワード挿入機能」というのはユーザーが検索したキーワードを広告文に反映する機能のことです。
Yahooのヘルプページでは以下のような例が挙げられています。
ケーキ、お菓子等のワードで検索した場合には左の広告文が出て、チーズケーキというワードで検索した場合は右の文章が出るという機能になります。
ちなみに、Googleでは「キーワード挿入機能」、Yahooでは「キーワードの自動挿入」と表現されています。
キーワード挿入機能を使うメリット
キーワード挿入のメリットはクリック率の向上が狙えることです。
検索ワードと同じ文章が出るので、広告文との関連性が高いように思われてクリックされやすくなるという仕組みです。
クリック率を上げたいけど何をしたらいいか分からない時には、この機能を使った広告文を作ってみるのも一つの手かもしれません。
通販サイトでは商品のジャンルを、住宅系のサイトでは物件のある地域名などをキーワード挿入できるようにしておくとクリック率があがりそうですよね。
Googleのキーワード挿入の設定方法
広告文を入力するところに半角の「{」を入力すると画像のようなプルダウンメニューが出るので、使いたい項目を選択する。
キーワードの挿入
キーワードの挿入を選択するとデフォルトテキストの入力に進む。
「デフォルトテキスト」は検索ワードを広告文に使用できないときに広告文に使用されるテキストです。
検索キーワードが広告文に使用できない状態というのは主に、広告文の文字数制限を超えてしまう場合とGoogleの広告掲載ポリシーに反した広告文になる場合です。
「大文字と小文字の区別」はアルファベットでデフォルトテキストを設定する場合にのみ設定が必要です。
日本語のみを入力する際には関係ありません。
「大文字と小文字の区別」の細かい設定は以下の通りです。
カウントダウン
カウントダウンを選択すると日付の設定に進む。
ここでは何日前からカウントを開始するかを選択できる。
カウントが始まる日になるまで広告が表示されないので注意が必要。
地域の挿入
地域の挿入を選択すると「住所の形式」の選択になります。
広告文に表示する地名がどの単位なのかを選択し、デフォルトテキストにも同単位の地名を入力しましょう。
Yahooのキーワード挿入の設定方法
広告文を入力するところにキーワード挿入部分以外を入力してから、キーワードを挿入したい部分にカーソルを合わせて青文字の「キーワードの自動挿入」をクリック。
画像にあるようなポップアップ画面が出るので、そこにデフォルトテキストを入力し決定をクリック。
完成した文章はこのようになる。
日本語のみの入力ならばこれで完成なのだが、アルファベットを使っている場合は「Key WORD」の部分を書き換える必要がある。
書き換える内容の詳細は以下の通りです。
注意点
キーワード挿入機能の注意点は、ユーザーが検索したキーワードがそのまま広告文に使われるので文章がおかしくなりやすいことです。
例えば、「{KeyWORD:中古パソコン}を買うなら」という広告文を入稿した場合にユーザーが「中古パソコン」と検索すれば広告文は「中古パソコンを買うなら」となりますが、「中古パソコン 売る」と検索すると広告文は「中古パソコン 売るを買うなら」となり、文章として違和感のあるものになってしまいます。
そのため、検索されるキーワードに文章をつけたい場合にはどんな文章が挿入されても違和感がないように注意して広告文を作成しなくてはいけません。
広告文の文字数上限も忘れがちな注意点です。
検索キーワードにあわせる文章が長すぎると文字数上限に引っかかることが多くなり、せっかくキーワード挿入機能を使っているのに表示されるのはほとんどデフォルトテキスト、なんてことにもなりかねないので文章はできるだけ短い方がいいでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
検索ワードと同じ言葉が入った広告があったらちょっと興味が惹かれますよね。
時間がかかる準備も必要ない機能なので一度試してみるのもいいかもしれませんね!
運用型広告のコンバージョン獲得・増加なら
すべてZokujinにお任せください。
こんなお悩みがあればご相談ください!
-
コンバージョンが獲れない
-
コンバージョンが増えない
-
Web広告を始めたいけどどこにお願いしよう