検索広告向けリマーケティング(RLSA)とは?【徹底解説】
リスティング広告について調べているときに見たことがある検索広告向けリマーケティング(RLSA)って何?という方がいらっしゃると思いますので、今回は検索広告向けリマーケティング(RLSA)について設定方法やメリットなどを解説をしたいと思います!
目次
検索広告向けリマーケティング(RLSA)とは?
RLSAというのはRemarketing Lists for Search Adsの略で、リマーケティングリストを活用して検索広告の入札を最適化する手法のこと。機能の細かい違いこそあれどGoogle、Yahooのどちらでも利用可能です。
自社のサイトに一度でも訪問したことがあるユーザーが、リスティングを出稿しているワードを検索した際に入札単価を高くすることで、広告を上位表示しサイトへの再訪問を促します。
ディスプレイ広告のリマーケティングとの違い
リマーケティングといえば、ディスプレイ広告が思い浮かぶ方が多いでしょう。
RLSAもディスプレイ広告のリマケも、サイトへの再訪問を促すという点では同じですが、RLSAは検索広告なのでプル型、ディスプレイ広告のリマーケティングはプッシュ型というのが一番大きな違いですね。
検索広告向けリマーケティング広告(RLSA)を使うメリット
検索広告向けリマーケティング広告を使う最大のメリットは、サイト訪問をしたことのあるユーザーにのみ普段とは違った広告文、ランディングページを表示できることです。普段の検索広告とは違った商品をアピールしたりすることなどが効果的とされています。
他には、普段配信していないキーワードで配信することを検討できるのもメリットです。
たとえば、釣り具サイトの訪問履歴を持つユーザーが釣りスポットを検索した際に、釣り具サイトのリスティングが出ていれば再訪問の可能性がありそうですよね。
検索広告向けリマーケティング広告(RLSA)の配信準備
リマーケティングなのでサイト訪問者のリストを作る必要になります。使用する訪問者リストの蓄積のために、配信予定日の1か月前位を目安にタグの設置を済ませておくとよいかと思います。
なお、リストに蓄積されているサイト訪問者数のデータが1,000件を下回っていると広告配信ができないので、サイトの流入数に応じて早めにタグを設置しましょう。
検索広告向けリマーケティング広告(RLSA)の入稿方法
十分な量のサイト訪問者データが蓄積したリストができたら次は入稿作業を行いましょう。
入稿といったものの、新たに広告を作成するのではなく作成した広告に設定を追加する形になるので最初に検索リマーケティング用の広告を作成しておく必要がありますが、そこは普段のリスティング広告の入稿と同じなので省略させていただきます。
Googleの場合
①広告管理画面の「オーディエンス」を開く
②「オーディエンスセグメントの編集」をクリック
③検索リマーケティング用に作成した広告グループ、またはキャンペーンを選択
④「ターゲティング」を選択(モニタリングを選択するとサイト訪問者以外にも広告が配信されます)
⑤「閲覧」を選択
⑥「ユーザーがお客様のビジネスを利用した方法」を選択
⑦「ウェブサイトを訪れたユーザー」を選択
⑧使用するリストを選択
⑨リストが選択できていることを確認し保存
Yahooの場合
①広告管理画面の「ツール」を開く
②「ターゲットリスト管理」をクリック
③使用するターゲットリストを選択
④「関連付けの設定」をクリック
⑤設定の追加先に応じいて「広告グループ(配信)」か「キャンペーン(配信)」を選択
⑥設定を追加するキャンペーンを選択
⑦使用する広告グループを選択(⑤でキャンペーンに設定を選んでいるとこの手順はスキップです)
⑧設定するキャンペーン、広告グループが選択できたことを確認して「保存」をクリック
注意点
繰り返しになりますが、以下3点似注意して下さい。
・リストに蓄積されているサイト訪問者数のデータが1,000件なければ広告の配信ができない
・設定の際にターゲティングではなくモニタリングを選んでしまうと広告を出したいユーザー以外にも広告が表示されてしまう
・広告作成時に設定するのではなく、作成済みの広告に設定する
まとめ
いかがでしたでしょうか?
新規の広告配信ではなかなか使いどころが難しいかもしれないRLSAですか、ユーザーの再訪問を促す施策としては非常に有用だと思われますので、状況に応じた効果的な広告配信で成果を伸ばしていきましょう!
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