【フローチャートで考える】いまのWebマーケティングの課題は?目標コンバージョン数を達成できる!

今のWebマーケの課題は?

Webマーケティングをやってるけど

 

今の課題がわかっていない・労力の方向性が間違っている

 

うまくいかない時のあるあるです。

 

 

本記事は、Webマーケティングがんばっているけど

「月間の目標コンバージョン数がなかなか達成できない・・・」
「今のWebマーケティングの課題がわからない・・・」

このような方向けの記事です。

 

課題を把握して、適切な打ち手を実施することでWebマーケティングの成果を上げましょう!

 

まずはフローチャートを実施頂き、大きな枠での課題がわかったら後は打ち手をやり切るだけです。記事下部では課題に対する解説を記載してるので参考にしてください。

まずは、フローチャートをやってみよう!

以下の画像がフローチャートです。まずはやってみてください!

課題発見フローチャート

 

CV達成の課題発見フローチャート

課題発見フローチャート流入数編

課題発見フローチャート-流入数編

課題発見フローチャートCVR編

課題発見フローチャート-CVR編

課題の解説

フローチャートお疲れ様です。それではそれぞれの課題の解説をしますのでご自身のフローチャートの結果の部分を確認してください!

KPI設計

課題状況

目標CVを達成するために必要な流入数とCVRが把握できていないため、いきあたりばったりのマーケティング施策を行ってしまっている可能性があります。

対応策

①まずは必要流入数と必要CVRを把握しましょう。

以下公式に当てはめて現実的な必要流入数・CVRを計算してください。

 

(公式) 目標CV数 ÷ CVR= 必要流入数

 

※補足
・目標CV数→目標のCV数を記入
・CVR→今の実績や1.00%程を記入

Point

①CVRの数値により必要流入数が変動するので計算式には、現実的に目指せるCVRを入れることで現実的な必要流入数・CVRを導けます。

 

②必要流入数・必要CVRがわかったら、必要流入数・必要CVRと現状数値の差分を埋めるためにはどうするか?を考えます。

 

手段の一例をご紹介します。
流入数増加手段:リスティング広告・バナー広告・SEO・SNS・CM etc..
CVR改善施策 :サイト改善・質の良い流入獲得・サービス改善 etc..

 

上記のような手段を活用しCV数を増加していきますが、

フローチャートの”CV目標値を達成するために必要な流入数・CVRの数値を把握している”を”yes”にすると、流入・CVRの課題を発見できますのでもう一度フローチャートを進めてみてください。

認知度

課題状況

商品名・サービス名で検索されていないのは認知度が足りていない可能性があり、CV数の最大化が行えていない可能性があります。

対応策

ターゲット層に向けて認知度を上げるための施策を実施しましょう。認知度といってもただ広告を出せば良いというわけではありません。ターゲットの行動分析を行い、適切なタイミングに適切な訴求にてユーザーに接触できるような認知施策を実施しましょう。

4P

課題状況

指名ワードも含めCVが発生するキーワードがなく商品が売れない

対応策

指名ワードも含めCVが発生するキーワードがない場合は”そもそも”の部分を考え直す必要があります。その際に活用できるフレームワークが4P分析です。具体的には以下を分析し、課題点を洗い出しましょう。

Product(製品) 商品には需要があるのか・競合との差別化があるか
Price(価格) 価格は妥当か
Place(流通) 販売場所は妥当か

インターネットで買うのか?インターネットではリード獲得をCVにして、その後商談で購入するような2stepの方が良いか等も含め分析

Promotion(広告) 商品をターゲットユーザーにどのように知ってもらうか

Point

この4Pがしっかりと設計されていない中ビジネスしていると、集客面に「コストや労力」がかかり自転車操業化してしまうことが多く見受けられます。売れない製品の広告をいくら出しても、目指している販売目標までは到達することはあまり考えられません。何かを販売し、利益を出し続けるためには、戦略設計は非常に重要になります。

リスティング(検索連動型広告)

課題状況

インプレッションシェアが80%未満のCVワードがある等、リスティング広告の最適化が図れていない、または、運用ノウハウがない可能性があります。

 

インプレッションシェアとは世の中の検索に対してどれだけ広告を表示できたかという指標です。1,000回検索された中で500回広告が表示されてたらインプレッションシェアは50%

 

上記のため、CVワードのインプレッションシェアが80%未満の場合、費用対効果が良いキーワードに予算を投下しきれておらず、全体の効率化が図れていないという状況です。

 

※広告予算が少ないことが理由で、インプレッションシェアが80%未満のCVワードが存在し、かつ、今以上に広告予算を増加する予定がない方は、コンテンツマーケティングの強化を推奨します。(予算をかけずに自社でやる施策として)

対応策

まずはCVワードの効率化が良いキーワードからインプレッションシェアを確認し、配信余地があれば以下調整を行いましょう。

・CVが取れていないが予算を使っているキーワードの停止
・入札単価を強め、CVワードの広告ランクを上げる

Point

その他も含めリスティング広告をやりきれていない企業は多いです。もっと改善したいと考えている方は無料の個別相談も開催していますので以下よりお気軽にご連絡ください。

 

フローチャートをご覧頂いた方は、実データ拝見させて頂ければ、特別に”すぐにできる具体的な改善案”をご提出させて頂くことも可能です。

SEO

課題状況

CVワードでの検索順位が2ページ目に以降に表示されてるため自然検索経由でのCV数が少ない可能性があります。

対応策

表示順位をあげたいキーワードで1位から10位に表示されいているサイトを分析し、まずは自分たちのサイトに勝ち目があるか確認しましょう。

 

一口にSEOをと言ってもSEOとは椅子取りゲームなので、上位表示しているサイトが、超お金持ちで、大企業だと勝てる見込みがない・・・という場合もあります。さらにSEOは年々難易度が上がっているため、まずはSEOに時間・費用を投下して勝ち目があるか見極めることを推奨します。

Point

どうゆうふうに調査すればいいの?という方向けに調査方法を一部ご紹介します。ぜひご活用ください!

 

⚫ 調査方法
・ページ数
ページ数が全てではありませんが上位表示されいているサイトのページ数を 確認し、自社サイトと大きな乖離がないか確認しましょう。

 

– ページ数の簡単な調べ方
検索エンジンで「site:競合ドメインを入れる」と検索してみてください。検索窓の下に約○○件と記載がありませんか?こちらが競合ドメイン内でGoogleに認識されているページの数となります。

 

・ドメインの強さ
有料ツールですがahrefsを活用すると、DR(ドメインレーティング)というドメインの強さがわかります。検索上位のDRの傾向を確認し、自分たちのDRで勝ち目があるか確認しましょう。

 

有料の外部ツールを活用し分析することが多いので無料で出来る範囲は限られています。弊社では外部ツールを用いた競合調査を無料でお出しすることも可能なので、無料個別相談をご活用ください。

チャネル依存

課題状況

検索エンジン周りからしかCVが発生していないため、CVの最大化が行えていない可能性があります。

対応策

他チャネルからの直接CV増加を見込む、または、指名検索数を増加させることを目的に、検索エンジン周辺以外のSNSや広告を活用しましょう。

Point

チャネルの分散化は非常にメリットがあります。

 

例えば、SEOからのCV割合が多い場合、SEO状況が悪化すると大幅にCV数が落ち込みます。リスティングからのCV割合が多い場合、競合性が高まりクリック単価の高騰が発生すると、費用対効果が合わなくなり、赤字化してしまいます。

 

上記を防ぐためにも、CV経路の分散化は中長期的に実施することを推奨します。

サイト設計

課題状況

サイトの設計が上手くできていないため、CVRが低い可能性があります。

対応策

現サイトの課題点を洗い出し、その課題に対する改善策を行いましょう。

 

確認例

・ユーザーが必要とする情報があるか
・適切なタイミングで適切な導線を設置しているか
・ユーザーの気持ちに沿ったページ構成か
・CTAの文字は適切か

EFO

課題状況

入力フォームが適切でないため、入力フォーム段階でユーザーの離脱が多く発生している

対応策

フォームを最適化しましょう。

 

以下項目に該当する部分がないか確認してください。

・入力が手間と感じるデザイン
・必要以上に入力項目を設定している
・全角半角が細かく指定がある
・他のページへ移動し、フォームに戻ると再入力させてしまう仕様

 

さいごに

今回フローチャート形式で課題発見を行いました。もちろんフローチャートだけではわからないことや実際の状況に合わせて一部課題が変わることもあるかと思いますが、ぜひ参考にしていただけたら幸いです。

 

また、より現状に合わせて課題を発見したい場合は無料の個別相談でサポート可能なのでお気軽に活用ください。

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norihisa kimura
この記事を書いたのは
kimura norihisa

デジタルマーケティング

Web広告代理店(東証二部)にて数十社以上のコンサルティングを経験。現在は上場企業を含む企業のマーケティングのコンサルティング業務を担当。マーケティング上流から広告運用などの実務部分まで得意とする。