LINEの友だち追加広告とは?設定方法や成功事例を解説!
企業のマーケティング施策の1つに、LINEが活用される機会は増えてきています。LINEは日常的に使われるアプリなので、ユーザーとコミュニケーションを取りやすいのが特徴です。
しかし、LINE公式アカウントの友だちが増えずに悩む方も多いのではないでしょうか?友だち数が増えなければ、新着情報やクーポンなどの情報を多くのユーザーに届けられません。
そこでおすすめなのが、LINEの友だち追加広告です。本記事では、友だち追加広告のメリットや設定方法、成功事例を解説します。
目次
LINE広告の「友だち追加広告」とは?
LINEの友だち追加広告とは、効果的にLINEの友だち獲得を促すための広告です。
この広告では、友だちの獲得数に応じて課金される「友だち追加課金」を採用しているため、予算に応じて効率的に友だちを獲得することが可能です。
友だち追加広告は、LINEが提供するさまざまなコンテンツ上に出稿されます。ユーザーは、「友だち追加」ボタンをタップするだけで、簡単に友だちに追加することができます。
LINEの公式アカウントは、アクティブなユーザーが多いため、高い到達率や開封率を誇り、反応を取りやすいアプローチ方法として利用されています。
アクティブな友だちを獲得できれば、ユーザーとのコミュニケーションを強化することができるでしょう。
友だち追加広告の配信面
出典:LINE広告の友だち追加 予算の立て方から効果的な運用方法を解説
友だち追加広告は、LINEのトークリスト・LINE NEWS・LINE VOOMの3つに配信されます。配信面によってクリエイティブのサイズが異なるため、複数パターンのフォーマットを用意しましょう。
友だち追加広告のメリット
LINEの友だち追加広告には、以下のようなメリットがあります。
・無駄な費用が発生しにくい
・友だち追加後、ユーザーと直接接点を持てる
それぞれのメリットについて、順番に解説していきます。
無駄な費用が発生しにくい
友だち追加広告の料金体系は、追加された友だちの数に応じて費用が発生する従量課金制です。そのため、広告が表示されただけでは費用は発生しません。
「多額の予算をかけたが友だちを獲得できなかった」ということが起こらないため、安心して始められます。
また、友だち追加広告は1万円から出稿が可能です。自動入札の場合は、最低CPF(友だち追加単価)は75円から設定できます。はじめは少額で広告を配信し、効果や目標のCPFに合わせて費用を調整していくとよいでしょう。
友だち追加後、ユーザーと接点を持てる
友だち追加後は、ユーザーと直接接点を持つことができます。
公式アカウントを友だちに追加してくれたユーザーは、自社の商品やサービスに興味があるユーザーといえます。そのため、定期的な情報発信やクーポンを配布することで、購買を促すことができるでしょう。
購買意欲の高いユーザーと接点を持てるのは、友だち追加広告のメリットの1つです。
広告配信までに必要な準備事項
LINEの友だち追加広告は、クリエイティブの制作や管理画面での設定以外にも、以下のような準備が事前に必要です。
・LINEアカウントのプロフィール情報
・あいさつメッセージ
配信を始める前に、上記の2点は設定しておきましょう。
LINEアカウントのプロフィール情報
出典:LINE公式アカウントからできる「友だち追加広告」活用のコツ
友だち追加広告を配信する前に、LINEアカウントのプロフィール情報を設定しましょう。プロフィール情報とは、ヘッダーやプロフィールの画像、Webサイトなど、公式アカウントの基本情報です。
LINEアカウントのプロフィールは、ユーザーが友だち追加をする前に表示されます。プロフィール情報が設定されていないと、どのようなアカウントなのかユーザーに伝わらなくなってしまいます。
効果的に友だちを集めるためにも、プロフィール情報をきちんと設定しましょう。
あいさつメッセージ
出典:LINE公式アカウントからできる「友だち追加広告」活用のコツ
あいさつメッセージとは、友だち追加後に自動送信されるメッセージです。初期の段階ではデフォルトの文章が設定されているので、アカウントオリジナルの文章に変更しましょう。
あいさつメッセージを設定する際は、以下3つのポイントを押さえることがおすすめです。
1.アカウントから受け取れる情報の紹介
LINE限定のクーポンやセール情報など、今後どのような情報が発信されるのかユーザーに紹介しましょう。
2.ブロック防止
配信数が多いとブロックされる可能性があるため、通知OFFの設定をお知らせしてブロックを防ぎましょう。
3.クーポンの配布
友だち追加のお礼としてクーポンを配布すると、ユーザーに好印象を与えられるでしょう。
【画像付きで解説】友だち追加広告の設定方法
こちらでは、友だち追加広告の設定方法を画像付きで解説していきます。
1.キャンペーンを作成し、キャンペーンの目的で「友だち追加」を選択する。
2.キャンペーンの詳細を設定する。
キャンペーンの名前や配信期間、予算を設定します。
3.広告グループの情報を設定する。
広告グループ名や、ターゲティングを設定します。
4.広告を設定する。
配信するバナー画像・タイトル・ディスクリプションを設定します。プレビューを見ながら設定しましょう。
広告の設定まで完了すれば、友だち追加広告の配信を開始できます。
友だち追加広告の成功事例
最後に、LINEの友だち追加広告の成功事例を3つ紹介します。成功事例を参考に、自社のLINE広告の戦略に活用してみてください。
1.3,000人以上のファン獲得!ペルノ・リカール・ジャパン株式会社
ウイスキーなどの蒸留酒、シャンパンやワインを輸入・販売しているペルノ・リカール・ジャパン株式会社の事例です。
同社のシャンパン「メゾン マム」の認知度を日本国内で向上させること、さらにブランドのファンを作っていくことを目的に、当初はメールやFacebook、InstagramなどのSNSを活用していました。しかし、これらの施策では密なコミュニケーションを取ることができず、双方向のコミュニケーションを実現するために2018年に公式LINEアカウントを開設。
その後、シャンパンのイベント告知を兼ねて友だち追加広告を配信したところ、CPA300円で3,000人以上の友だちを獲得することができました。
広告によって自社のファンを獲得できたため、以降は他ブランドへの展開やLINE Payでも活用し、有効的なファンマーケティングに成功しています。
2.13日間で1,650人の友だち獲得!株式会社JR小倉シティ
複合ビル内の商業施設を展開する、株式会社JR小倉シティの事例です。
同社は紙媒体や折込チラシの代替として、LINEでの情報配信を2017年からスタート。イベント情報やクーポンも配信し、アカウント開設当初は友だち数の伸びが好調でした。しかし、1年が経過したタイミングで、友だちの獲得数が横ばいに。そこで、さらなる友だち獲得のために広告を配信しました。
LINE限定のクーポン特典を用意し、2018年11月から12月にかけての計13日間で広告を配信。その結果、1,650人の友だち数を獲得しました。また、獲得単価は180円での運用に成功しました。
3.友だち数が7倍に増加!熊本ラーメン 黒亭
熊本県内に4店舗を展開するラーメン店「黒亭」の事例です。
店舗オープンのタイミングでECショップのアカウントを開設したものの、友だち数は500人程度と伸び悩んでいました。そこで、友だち数の増加を目的に広告を配信しました。
月2〜3万円ほどの予算で友だち追加広告を配信したところ、最終的には3,700人にまで友だち数が増加。当初より7倍以上の友だち数にまで伸び、さらに獲得単価も約60円と安い価格で抑えられました。
友だち数が増えたことで、ECショップの利用や店舗への送客を促す仕組みづくりに成功しています。
まとめ
LINEの友だち追加広告について紹介しました。
友だち追加広告は手軽に始めやすく、費用対効果も高い配信手法です。自社に興味のあるユーザーを獲得できるため、長期的なマーケティング施策にも活用しやすいでしょう。
LINEアカウントの友だち数を増やしたい、ユーザーと密なコミュニケーションを取りたいとお考えの方は、LINEの友だち追加広告がおすすめです。
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