LINE広告の配信面は15種類!特徴や掲載規定を解説

LINE

LINE広告は配信面が多く、すべての配信面を把握できていない方も多いのではないでしょうか?

そこで本記事では、全15種類あるLINE広告の配信面を解説します。

 

広告の効果をさらに高めるには、広告がどこに配信されるのか、それぞれどのような特徴があるのかを理解する必要があります。

各配信面の特徴や掲載規定、活用のポイントを紹介しているので、ぜひ最後までお読みください。

LINE広告とは

LINE広告は、SNSコミュニケーションアプリ「LINE」向けの広告配信プラットフォームです。月間利用者数は約9,500万人にも上り、そのうち85%の方が毎日利用しているため、非常に頻繁に利用されているツールです。

 

LINE広告を利用することで、広告を9,500万人のLINEユーザーに向けて効果的に配信することができます。さらに、広告の配信効果を計測しながら、オーディエンス、入札価格、クリエイティブなどを調整して、運用改善を行うことが可能です。

LINE広告の掲載面は15種類

LINE広告は、LINEのアプリ上はもちろんのこと、関連アプリなどを含めると15の掲載面に広告を配信できます。

 

以下ではそれぞれの配信面について詳しく解説します。

1.トークリスト

トークリストでは、トーク一覧の上部に広告が表示されます。LINEでコミュニケーションを取るのに頻繁に利用される画面なので、ユーザーの目によく留まる広告スペースです。

 

トークリストは多くのLINEユーザーが訪れるため、さまざまな属性のユーザーにアプローチできます。

2.LINE NEWS

LINE NEWSは、LINE上で提供される無料のニュースメディアです。さまざまなジャンルのニュースが配信されており、ニュース記事の画面に広告を掲載することができます。

 

また、LINE NEWSの利用者は、一般のユーザーよりも購買率が高いというデータが出ています。新商品の発売など、即時性のある商材に向いています。

3.LINE VOOM

LINE VOOMとは、ショート動画の投稿や視聴ができるプラットフォームです。動画広告を自然に配信することができます。また、LINEアカウントをブロックしているユーザーにも広告を届けられます。

 

LINE VOOMの利用ユーザーは女性の方が比率が高く、年齢層は10〜60代まで幅広いのが特徴です。

4.ウォレット

ウォレットは、「LINEのおサイフ」と言える機能です。モバイル送金・決済サービス「LINE Pay」を中心に、LINEが提供するさまざまな金融サービスを利用できます。ウォレットでは、管理画面の下部にバナー型の広告を掲載できます。

 

利用ユーザーは女性の比率が高く、年齢層は40〜50代の層が全体の50%以上を占めています。

5.LINE ポイントクラブ

LINEポイントクラブとは、LINE上でさまざまなサービスのポイントを貯められるポイントサービスです。広告は管理画面の下部に表示されます。

 

月間3.2億PVを誇り、LINEサービスの中でも多くのユーザーにアプローチが可能なプラットフォームです。ユーザーの7割が女性で、40~50代の層によく利用されています。

6.LINEショッピング

LINEショッピングは、1億点以上の商品が取り扱われているショッピングサービスです。広告は管理画面や商品ページの下部に表示されます。会員数は3,000万人を超えており、多くのユーザーにアプローチすることが可能です。

 

利用ユーザーは女性が多く、年齢層は25〜44歳の層が最も多く占めています。

7.LINEチラシ

LINEチラシとは、地域ごとに配布されるチラシをLINE上で閲覧できるデジタルチラシサービスです。広告はチラシの下部に表示されます。

LINEチラシは、ユーザーがスーパーやドラッグストアなどの店舗での購入を検討している際に閲覧する可能性が高いため、購買意欲の高いユーザーにアプローチできます。

 

利用ユーザーは女性の割合が圧倒的に高く、40代以上のユーザーによく使われています。

8.LINEクーポン

LINEクーポンとは、全国約50,000店舗のショップで利用できるクーポンを配布するサービスです。広告は、クーポン表示画面の下部に掲載されます。

 

利用ユーザーは女性が多く、約4割を50代以上のユーザーが占めています。

9.LINEマイカード

LINEマイカードとは、ユーザーが所持するポイントカードをLINE上で一括管理できるサービスです。広告はカード一覧の下部に表示されます。

LINEマイカードは、ウォレットタブや、LINEマイカード公式アカウントから誘導されたユーザーが利用します。

 

利用ユーザーは女性がやや多く、年代は10〜50代まで幅広い層に利用されています。

10.ホーム

ホームは、LINEの各種サービスへの入り口となる画面です。広告はホーム画面の下部に表示されます。友だちやスタンプ、ファミリーサービスなど、ホームは日常的に閲覧される画面です。

 

男性・女性どちらの利用率も高く、また年齢層も10〜50代まで幅広い層に利用されています。

11.LINE Monary

LINE Monaryとは、お金に関するコンテンツを提供するサービスです。保険、投資、節約などのトピックを取り扱っています。広告はホームフィード内や記事リスト内、記事ページ内に掲載されます。

 

利用ユーザーは女性が多く、20代〜40代の層によく利用されています。

12.LINEオープンチャット

LINEオープンチャットとは、共通の趣味や年代の人とトークや情報交換ができるサービスです。2019年のリリース以降、累計ユーザー数は2,000万人を超えています。広告は、トークルームの上部に表示されます。

 

オープンチャットへの広告配信は、2023年6月からスタートしています。現在は、オープンチャット公認メンター(オープンチャットの正しい使い方や機能を積極的に案内する人)が管理するトークルームにしか広告は表示されません。

13.LINEレシート

LINEレシートとは、レシートを登録することで、家計の支出管理やお店の価格比較ができるサービスです。広告は、レシートの投稿・登録時や、キャンペーン参加時に表示されます。

 

LINEレシートは女性の利用割合が高く、主婦層となる30〜50代の利用率が高いです。

14.LINEファミリーアプリ

LINEファミリーアプリとは、LINEが提供するさまざまなサービスと連携したアプリの総称です。たとえば、以下のようなアプリが挙げられます。

 

・LINE Camera
・LINE DECO
・LINE NEWS
・LINE Tools
・LINE MALL
・LINE Q
・LINE マンガ
・LINE Card

 

LINEファミリーアプリの累計ダウンロード数は10億件を超えており、世界中のユーザーに利用されています。広告はアプリ利用中に表示され、多くの露出が期待できます。

15.LINE広告ネットワーク

LINE広告ネットワークは、10,000を超えるさまざまなアプリに配信できるネットワーク広告です。マンガ、ニュース、暮らし、ゲームなど、多様なジャンルのアプリと連携しています。

 

利用ユーザーは女性が多く、10〜20代の若年層が全体の半数を占めています。

LINE広告の配信面ごとの掲載規定

LINE広告にはさまざまな配信面がありますが、配信面ごとに広告の掲載規定は異なります。そのため、広告を掲載したい配信面に合わせたクリエイティブを作成しなければなりません。

 

配信面ごとの掲載規定は以下の通りです。


出典:LINE Business Guide 2023年4月〜9月期版

 

フォーマットは静止画と動画の2つに分かれ、さらにそれぞれのサイズにも規定があります。

 

規定に合っていないクリエイティブは掲載されないため、必ずフォーマットやサイズを確認してからクリエイティブを制作しましょう。

LINE広告の配信面を活用するポイント

LINE広告には15もの配信面があり、広告の効果を高めるには配信面の特徴やクリエイティブ制作のコツを押さえなければなりません。

以下では、LINE広告の配信面を活用するポイントを紹介します。

配信面は細かく設定できない

15種類の配信面があるLINE広告ですが、広告主側で配信面を細かく設定することはできません。LINE広告の配信面は、以下2パターンから選択できます。

 

・自動配置(推奨)
・配信先を編集(LINEのみ/LINE広告ネットワーク)

 

LINE広告は、設定内容に応じて適切な掲載面に自動配信される仕組みとなっています。

 

配信面は細かく設定できませんが、ターゲティングを活用すれば、ターゲットユーザーがよく利用する掲載面に配信できます。

 

LINE広告のターゲティングについては、以下の記事で詳しく解説しています。

LINE広告のターゲティングを徹底解説!活用のコツや成功事例も紹介

配信面の特徴に合わせたクリエイティブを制作する

LINE広告では配信面を指定できませんが、配信面の規定や特徴に合わせたクリエイティブを制作することが重要です。

掲載規定は配信面ごとに異なるため、特徴を押さえたクリエイティブを制作すれば、ある程度配信面を限定することができます。

 

たとえば、画像(アニメーション)はトークリストにしか配信されません。そのため、画像(アニメーション)のクリエイティブを制作した場合は、トークリストにのみ配信されます。

 

そのほかにも、画像(小)サイズや動画のVertical(9:16)サイズなど、限られた配信面にしか掲載できないフォーマットであれば、狙った配信面への広告表示が期待できるでしょう。

まとめ

LINE広告の配信面について解説しました。LINEのアプリ内はもちろんのこと、ファミリーアプリや広告ネットワークなど、多彩な配信面に広告を掲載することが可能です。

 

ユーザー数も多く、他のSNSではアプローチできないユーザーにも、LINE広告は配信することができます。

配信面の規定や特徴を押さえたクリエイティブを制作して、LINE広告の効果を高めましょう。

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