Twitterアナリティクスとは?使い方や活用のポイントを解説!
「Twitterを運用しているけど効果が改善しない」
「Twitterはどの指標を分析したらよいのか分からない」
このようにお考えではありませんか?
Twitterを運用するうえでは、Twitterアナリティクスの活用が欠かせません。Twitterアナリティクスで投稿の分析・改善施策を実行していけば、さらに効果的にTwitterを運用できるようになるでしょう。
この記事では、Twitterアナリティクスの使い方や活用のポイントを解説します。効果的にTwitterを運用したいとお考えの方は、ぜひ最後までお読みください。
目次
Twitterアナリティクスとは
Twitterアナリティクスとは、ツイートがどれだけ見られたのか、反応されたのかなど、Twitterアカウントに関する情報を分析できるツールです。Twitterのアカウントを持っていれば、誰でも無料で利用することができます。
Twitterの運用や広告の配信をしていると、どのようなクリエイティブを作成したらよいのか、悩んでしまうことも多いのではないでしょうか。Twitterアナリティクスを活用すれば、クリエイティブのヒントも得られます。
効率よくTwitterを運用するには、現状の分析や改善施策の実行が欠かせません。Twitterアナリティクスで数値を分析すれば、Twitter運用の効果改善が期待できるでしょう。
Twitterアナリティクスの使い方
Twitterアナリティクスは、自身のアカウントにログインした状態でアクセスするとすぐに利用できます。
Twitterアナリティクスの画面は、以下の3つのタブに分かれています。
・ホームタブ
・ツイートタブ
・詳細タブ
以下では、それぞれのタブでどのようなことが分析できるのか、順番に解説していきます。
ホームタブ
ホームタブでは、以下の5つの項目の数値を確認できます。
項目 | 概要 |
ツイート | 期間中のツイートの投稿数 |
ツイートインプレッション | 投稿したツイートの表示回数 |
プロフィールへのアクセス | 自身のプロフィールが表示された回数 |
@ツイート | 他のユーザーからメンションされた回数 |
新しいフォロワー | 期間中に獲得したフォロワー数 |
上記の項目は、直前の28日間の合計や、月ごとの数値を一覧で見ることができます。Twitter運用で重要な指標となるインプレッションやフォロワー数など、大まかな概要を確認したい場合はホームタブが便利です。
また、ホームタブでは、自身のアカウントの数値以外に以下の項目も確認できます。
項目 | 概要 |
トップツイート | 最もインプレッションを獲得した自身のツイート |
トップの@ツイート | メンションされたツイートで最もエンゲージメントが高かったもの |
トップフォロワー | 獲得したフォロワーの中で、最もフォロワーが多いユーザー |
トップのメディアツイート | 最もインプレッションを獲得した画像/動画付きのツイート |
たとえば、トップツイートやトップのメディアツイートを確認すれば、どのような文章・画像のツイートが反応を得やすいのか分析できます。今後のツイートを作成する際に参考になるでしょう。
ツイートタブ
ツイートタブでは、以下の4つの項目の数値を確認できます。
項目 | 概要 |
ツイート | 期間中のツイート一覧 |
トップツイート | 期間中に高いインプレッション数を獲得したツイートの順番 |
ツイートと返信 | リプライを含めたツイート一覧 |
プロモーション | 広告として配信したツイート一覧 |
ツイートタブでは、各ツイートのインプレッション数・エンゲージメント数・エンゲージメント率を確認できます。また、個々のツイートをクリックすると、ツイート単位でのプロフィールアクセス数や、詳細のクリック数など、より細かい数値を確認することも可能です。
ツイートタブでは、どのようなツイートの反応が高いのかを分析できます。エンゲージメント率の高いツイートの傾向を掴めれば、今後のクリエイティブ作成にも活用できるでしょう。
詳細タブ
詳細タブは「動画アクティビティ」と「コンバージョントラッキング」の項目に分かれています。
動画アクティビティでは、ツイートに添付した動画の再生数や平均再生時間、再生完了数などが表示されます。再生時間の長い動画や再生完了数の多い動画ほど、ユーザーの興味を引き付けられているコンテンツといえます。
そのため、動画アクティビティで分析したデータを基に動画を制作すれば、効果改善も期待できるでしょう。
コンバージョントラッキングは、Twitter広告を配信している場合、コンバージョンに達した数を確認できます。広告の費用対効果を確認したい場合は、コンバージョントラッキングの項目も確認しましょう。
【目的別】Twitterアナリティクスの活用方法
Twitterアナリティクスの活用方法は、目的によって異なります。以下では3つの目的別に、Twitterアナリティクスを活用する方法を解説します。
フォロワー獲得が目的の場合
フォロワーの獲得を目的にしている場合は、インプレッション数とエンゲージメント率、プロフィールのアクセス数を確認しましょう。
インプレッション数は、投稿の回数を増やしたり、リツイートされやすいツイートを投稿できれば増やすことができます。Twitterアナリティクスのデータを活用して、ユーザーからの反応が多いツイートの特徴を分析すれば、改善のヒントを得られるでしょう。
また、フォロワーの獲得にはプロフィールのアクセス数も重要なポイントです。ユーザーはツイートの閲覧後、プロフィールに遷移してアカウントをフォローします。
もし、プロフィールへのクリック率が高いのにフォロワー数が増えていない場合は、プロフィール文や固定ツイートの内容を見直しましょう。
Webサイトへの集客が目的の場合
Webサイトへの集客が目的の場合は、リンクのクリック数に注目しましょう。
Twitterアナリティクスでは、「どのようなページがクリックされるのか」「どのような誘導文言がクリックされやすいのか」などのデータを分析できます。
リンクのクリックを改善するには、誘導文言の異なるツイートを投稿してみて、どれが最もクリックを獲得できるのかテストを実施してみるとよいでしょう。リンクのクリック率が高いツイートの傾向が分かれば、今後のコンテンツ作成のヒントになります。
エンゲージメント数の増加が目的の場合
いいねやリツイートなど、エンゲージメント数の増加が目標の場合は、エンゲージメント率に注目しましょう。
「どのようなツイートがリツイートされやすいのか」「リプライを受け取りやすいツイートはどのような内容か」など、エンゲージメント率が高いツイートの傾向を分析するのがおすすめです。
また、投稿する曜日や時間帯によっても、エンゲージメントに差が出る可能性もあります。期間単位でツイートを分析することで、さらに精度の高い改善施策の実践にもつながるでしょう。
Twitterアナリティクスのデータを広告に活用するには
Twitterアナリティクスのデータは、広告運用に活用することもできます。具体的には、以下のような手法がおすすめです。
・反応の良い投稿を広告に活用する
・改善案は1つずつ実践する
それぞれの方法について、詳しく解説していきます。
反応の良い投稿を広告に活用する
Twitterアナリティクスの数値を分析し、ユーザーからの反応が良い投稿は、広告にも活用するとよいでしょう。オーガニック投稿で反応の良いものは、広告でも高いパフォーマンスを発揮すると考えられます。
たとえば、リンクのクリック率が高い誘導文言を広告に取り入れる、エンゲージメント率の高いツイートの画像を広告にも転用するなど、Twitterアナリティクスのデータを活用すれば、CPAやCVRにも高い効果が期待できます。
広告の効果が伸びない、クリエイティブ制作に悩んでしまったという場合は、Twitterアナリティクスからヒントを得るとよいでしょう。
改善案は1つずつ実践する
Twitterアナリティクスでは、リンククリック数、エンゲージメント率、プロフィールクリック数などさまざまな指標がありますが、改善施策は1つずつ実践しましょう。
複数の施策を同時に動かしてしまうと、どの施策が効果的なのか判断できなくなってしまいます。
そのため、フォロワーの獲得、CVの獲得など、まずは広告で成し遂げたい目的を明確にすることが重要です。目的を達成するために、どの要素を改善すべきか仮説を立ててから、施策を実践することがおすすめです。
まとめ
Twitterアナリティクスの使い方や活用方法について解説しました。Twitterを運用するうえで、Twitterアナリティクスでの分析は欠かせません。Twitterは投稿するだけではなく、投稿後の分析によって成果が改善していきます。
また、Twitterアナリティクスは広告の運用にも活用できるツールです。オーガニック投稿だけではなく、広告の成果を高めるためにも、Twitterアナリティクスで分析しましょう。
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