TikTok広告のターゲティングの種類|特徴や設定のコツも解説!
商品の販促や認知度の向上を目的に、TikTok広告を活用する企業は増えてきています。TikTok広告はターゲティングの種類が多いため
「ターゲティングの仕組みが分からない」
「どのターゲティングが最適か分からない」
とお悩みの方も多いのではないでしょうか?
そこで本記事では、TikTok広告の種類や特徴、設定のコツを解説します。初心者の方でもターゲティングを設定できるように解説しているので、ぜひ最後までお読みください。
目次
TikTok広告とは
TikTok広告とは、動画配信SNSのTikTokに掲載できる広告です。2021年には総利用者数が10億人を超え、日本国内でも1,700万人以上のユーザー数に上ります。
TikTokは、アプリのリリース当初は若年層に人気のあるSNSでした。しかし最近は、幅広い年齢層に使われるSNSとなり、利用者の平均年齢も上がってきています。そのため、若年層はもちろんのこと、幅広い世代にアプローチできる媒体として注目を集めています。
TikTokは、縦長のショート動画を楽しめるのが特徴的で、広告は投稿された動画の合間に挿入されます。ユーザーは、指でスワイプしながら数多くの投稿を見ていくため、自然に広告と接触させることができます。
TikTok広告のターゲティングの特徴
TikTok広告では、ユーザーの行動に基づいたターゲティングを行うことが可能です。たとえば、動画を視聴した秒数や割合、コンテンツをクリックしたユーザーなど、TikTok上での細かい行動をもとに、オーディエンスを作成できます。
また、TikTokには、自動でターゲティングを設定する「自動オーディエンス」という機能もあります。自動オーディエンスは、TikTokのシステムが機械学習によって最適と判断したユーザーに広告を配信してくれます。初めてTikTok広告を配信する、はじめは幅広い層に配信してみたいという方は、自動オーディエンスの利用もおすすめです。
TikTok広告のターゲティング一覧
TikTok広告のターゲティングは、大きく以下の4つに分類できます。
・デモグラフィック
・ユーザーリスト
・興味・行動
・デバイス
それぞれの項目について、順番に詳しく解説します。
デモグラフィック
デモグラフィックの項目では、ロケーション・性別・年齢・言語・購買力を設定できます。ロケーションは都道府県単位で複数選択が可能です。都道府県を絞らない場合は、日本全国を対象にすることも可能です。
ターゲットユーザーの属性が明確な場合は、デモグラフィックの項目を設定するとよいでしょう。
ユーザーリスト
ユーザーリストの項目は、ユーザーの情報や行動履歴をもとにオーディエンスを作成できます。オーディエンスには、「カスタムオーディエンス」と「類似オーディエンス」の2種類があります。
カスタムオーディエンスは、広告のクリック、動画の閲覧、Webサイトへの訪問など、ユーザーの行動から作成するオーディエンスです。自社の広告やWebサイトに接触したことがあるユーザーなので、獲得見込みの高い層といえるでしょう。
類似オーディエンスは、カスタムオーディエンスのユーザーに類似しているユーザーのことです。カスタムオーディエンスだけでは、ターゲットが狭まってしまう場合、類似オーディエンスを活用すれば新たなユーザーを獲得できるでしょう。
興味・行動
興味・行動の項目では、ユーザーが興味・関心を持っているカテゴリーや、いいねやコメントを付けた動画などをもとにターゲティングできます。
興味・関心のカテゴリーは大きく20種類あり、各カテゴリーからさらに細分化することも可能です。たとえば、以下の画像のターゲティングは、大カテゴリーで「旅行」を選択し、その中でも「ホテル&宿泊施設」を選択しています。
「旅行」の中には、「ツアー&アトラクション」「旅行代理店&サービス」の小カテゴリーが用意されているように、広告を配信する商材に合わせて細かくカテゴリーを選択できます。
デバイス
デバイスの項目では、ユーザーの持つスマートフォンの環境をもとにターゲティングできます。端末のモデルやキャリアなど、細かな設定が可能です。たとえばアプリの広告など、端末によって配信内容を分けたい場合には、有効的なターゲティング手法でしょう。
オーディエンスの除外設定も可能
TikTok広告では、広告を配信したくないターゲットを除外することも可能です。ユーザーリストの項目から「除外」のオーディエンスを選択すれば、指定したオーディエンスには広告が配信されません。
たとえば、新規ユーザーを獲得したい場合は、オーディエンスの除外設定が有効です。Webサイトに来訪歴のあるユーザーや、広告をクリックしたユーザーを除外すれば、新規ユーザーへアプローチしやすくなります。
TikTok広告のターゲティングのコツ
TikTok広告のターゲティングは種類が多いため、コツを押さえて活用しましょう。具体的には、以下2つのポイントが重要です。
・配信初期は絞り込みすぎない
・ターゲティングに合わせてクリエイティブを使い分ける
それぞれのポイントについて、詳しく解説していきます。
配信初期は絞り込みすぎない
広告の配信初期は、ターゲティングを絞り込みすぎないようにしましょう。
ターゲティングを細かく設定すれば、より狭い層に対して広告を配信できます。しかし、初めから細かく設定しすぎると、配信量が極端に少なくなったり、本来獲得できるはずの層にアプローチできなくなったりする可能性もあります。
そのため、はじめは広くターゲティングを設定し、データが溜まってきてから狭めていくのがおすすめです。
TikTok広告では、ターゲティングを設定すると右側に「推定リーチ数」が表示されます。推定のリーチ数を参考にしながら項目を選択するとよいでしょう。
ターゲティングに合わせてクリエイティブを使い分ける
TikTok広告は細かくターゲティングを設定できるため、ターゲティングに合わせたクリエイティブを用意しましょう。さまざまな趣味嗜好・年代のユーザーがいるため、それぞれのターゲットに合わせたクリエイティブを用意することが重要です。
たとえば、20代〜40代の男女をターゲティングした場合、年代や性別によって効果の出るクリエイティブは異なると考えられます。ターゲットに合わせた画像や広告文を使えば、より広告の効果も高められるでしょう。
まとめ
TikTok広告のターゲティングについて、種類や特徴を解説しました。TikTok広告は、ユーザーの属性や興味・関心のほか、TikTok上での行動もターゲティングの材料にできます。広告の効果を改善するには、ターゲティングの活用が欠かせません。
本記事を参考にターゲティングを設定し、TikTok広告の運用効率を高めましょう。
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