【徹底解説】Instagram広告の種類|効果的なクリエイティブ作成のコツも紹介!

Instagram

「Instagram広告には種類が多く、どのような配信ができるのか分からない」とお悩みではないでしょうか?

ストーリーズやフィード、リールなど、Instagramの中にはさまざまなメニューがあり、さらに画像や動画を組み合わせて配信することも可能です。

本記事では、Instagram広告の種類について徹底解説します。Instagram広告のクリエイティブ作成のコツも紹介しているので、ぜひ最後までお読みください。

Instagram広告とは

Instagram広告とは、世界中で人気のSNS「Instagram」で配信される広告です。Instagramは、写真や動画を共有することに特化したプラットフォームであり、ユーザーが自分のアカウントに投稿したコンテンツをフォロワーと共有することができます。

Instagram広告は、ユーザーが投稿したコンテンツの合間に挿入され、ユーザーがスクロールしているときに目に入るように表示されます。また、ユーザーがフォローしているアカウントの投稿と同じような形式で表示されるため、ユーザーにとって自然な形で表示されるのが特徴です。

Instagram広告の配信面の種類は4つ

Instagram広告には、以下4つの配信面があります。

①フィード
②ストーリーズ
③リール
④発見タブ

Instagram広告は、配信面によって広告の特徴も異なります。それぞれの特徴を理解したうえで、配信面を選びましょう。

①フィード

Instagramのフィードには、フォローしているアカウントが投稿した画像や動画が表示されます。フィードは、アプリを開いた際に一番初めに表示される画面です。そのため、フィードに配信した広告はユーザーに見てもらいやすくなります。

フィードの広告は通常の投稿と同様に、画像・動画とテキストの組み合わせで配信されます。また、一般ユーザーの投稿の合間に表示されるため、ユーザーにストレスを与えずに広告を配信することが可能です。

広告にはさまざまなCTAボタンを設置できるため、ウェブサイトへの集客やアプリインストールの誘導など、さまざまな目的に合わせて活用できます。

②ストーリーズ

Instagramのストーリーズもフィードと同様、一般ユーザーが投稿したストーリーズの合間に広告を配信できます。

ストーリーズでは、縦型のフルスクリーン形式で表示されるため、スマートフォンの画面全体で画像や動画を見ることができます。また、フィードとは異なり、スタンプを追加したりBGMを付けられたりなど、ユーザーが自由に加工できるのが特徴です。

日本において、ストーリーズは70%を超える利用率を誇る人気の機能です。そのため、ストーリーズに広告を配信すれば、ほぼ確実にユーザーに見てもらえます。

しかし、ストーリーズは1タップで投稿を切り替えられるため、「すぐにスキップされてしまう」「動画が視聴完了されにくい」という懸念もあります。

ストーリーズに配信する広告は、よりユーザーの興味を引くデザインにするとよいでしょう。

③リール

Instagramのリールには、縦型のショート動画が表示されます。リールはTikTokのレコメンド機能に似ており、ユーザーの興味・関心に基づいて、フォローしていないアカウントの動画も流れてきます。

リールの広告も、一般ユーザーが投稿した動画の合間に広告を配信できるため、確実にユーザーに見てもらえるという特徴があります。

しかし、すぐにスワイプされる可能性もあるため、初めの2〜3秒でインパクトを与えられる動画を作成しましょう。

また、リールは縦型の動画のみ配信可能です。スマートフォンの全画面を広告で覆えるため、他の広告面よりも視認性が高いというメリットもあります。

④発見タブ

Instagramの発見タブには、ユーザーが投稿を検索したり、閲覧履歴や検索キーワードをもとにおすすめされた投稿が表示される画面です。

そのため、発見タブを見ているユーザーは「能動的に情報を探している」と考えられます。積極的に情報を集めているユーザーに配信できるのは、発見タブ独自の特徴といえるでしょう。新しい情報を探しているユーザーに対して、広告を配信できるため、リーチ数を獲得したい際には効果的です。

また、発見タブにはフィードと同じ形式で表示されるため、フィードで配信している広告をそのまま流用することも可能です。フィードと発見タブの両方の掲載面で配信してみるのもよいでしょう。

Instagram広告のフォーマットの種類は4つ

Instagram広告は、配信面だけではなく広告のフォーマットにも以下4つの種類があります。

①画像広告
②動画広告
③カルーセル広告
④コレクション広告

配信面と広告の種類を掛け合わせることで、ユーザーにさまざまな手法でアプローチできます。以下では、広告のフォーマットの種類について解説します。

①画像広告

引用元:Facebook広告ガイド

画像広告はInstagram広告の中でも、とくにシンプルなフォーマットです。画像広告は、静止画または静止画とテキストの組み合わせで構成されています。画像1枚で簡単に広告を配信できるため、初心者の方にもおすすめのフォーマットです。

画像広告は、「詳しくはこちら」や「お問い合わせ」のようなCTAも設置できます。そのため、ウェブサイトの集客やアプリのダウンロードを目的に広告を配信する場合、ユーザーにアクションを取ってもらいやすい広告です。

②動画広告

引用元:Facebook広告ガイド

動画広告は、画像よりも多くの情報を伝えるのに役立つ広告です。フィードやストーリーズ、リールなど、さまざまな面に配信が可能で、広告が表示されると自動的に動画が再生されます。そのため、ユーザーに注目されやすいフォーマットです。

ストーリーズやリールで縦型の動画を配信すれば、スマートフォンの画面を動画一面で覆うことができます。実際に商品を使っている動画や、操作説明をする動画など、動きを付けた方が分かりやすい場合には、動画広告がおすすめです。

③カルーセル広告

引用元:Facebook広告ガイド

カルーセル広告とは、複数の画像や動画を1つの広告として配信できるフォーマットです。左右にスワイプすることで、次の画像や動画を見られる仕組みになっています。

カルーセル広告は複数の素材を使用できるため、商品数が多いECサイトなどでは、複数の商品画像を1つの広告に集約できます。また、紙芝居のようにストーリー性を持たせながら商品を紹介したり、ユーザーをウェブサイトに誘導したりすることも可能です。

画像と動画を組み合わせた広告も配信できるため、他のフォーマットよりも自由度が高く、差別化を図りやすいフォーマットといえます。

④コレクション広告

引用元:Facebook広告ガイド

コレクション広告とは、自社の商品をカタログのように見せられる広告です。メインとなる画像や動画を1枚設定し、その下に商品の画像を複数登録できます。

カルーセル広告は、スワイプすることで複数の画像を表示できますが、カルーセル広告は縦にスクロールするだけで、画像一覧を見ることが可能です。そのため、ユーザーに離脱されにくいというメリットがあります。

コレクション広告はそのまま購入にもつなげられるため、ECサイトなど、商品の購入を目的とする場合にはおすすめです。

Instagram広告で配信するクリエイティブのコツ

さまざまな配信面やフォーマットが用意されているInstagram広告では、以下のポイントを意識しながらクリエイティブを作成しましょう。

・品質の高いクリエイティブを作成する
・訴求軸を明確にする
・ビジュアルの統一感を出す
・ABテストを繰り返し精度を高める

Instagram広告の効果を高めるには、クリエイティブが重要です。以下ではそれぞれのポイントについて解説します。

品質の高いクリエイティブを作成する

Instagramは、写真や動画がメインのSNSなので、広告のクリエイティブも質の高さを意識する必要があります。ユーザーの興味を引くような、魅力的なクリエイティブを作成しましょう。

テキストの量が多すぎたり、文字サイズが小さすぎたりするクリエイティブは、ユーザーにも好まれない傾向があります。できるだけ、文字よりもビジュアルを中心にクリエイティブを作成しましょう。

また、情報量が多い場合は、画像ではなく動画を活用するのもおすすめです。画像内にテキストを多く配置していると、ユーザーは何の広告か理解できなくなります。動画であれば、動きやBGMでも訴求できるため、分かりやすく情報を伝えられます。

訴求軸を明確にする

Instagram広告のクリエイティブでは、訴求軸を明確にしましょう。

Instagramは画像や動画が中心のSNSです。長文のテキストで見せるのではなく、「取ってほしい行動」や「知ってもらいたい情報」を分かりやすく伝える方が効果的です。

画像広告やカルーセル広告では、CTAを設定できます。ウェブサイトへのアクセスやアプリのダウンロードなど、「ユーザーが何をすべきか」をCTAで明示するのもおすすめです。

また、動画広告の場合は、最初の3秒で印象付けることが重要です。Instagramはスワイプやタップですぐに画面を切り替えられるため、数秒でユーザーにアクションを促せるようなデザインにしましょう。

ビジュアルの統一感を出す

クリエイティブは、ブランドと統一感を持たせましょう。

クリエイティブとブランドの雰囲気に統一感を持たせた方が、ユーザーの記憶に残りやすくなります。逆に、統一感のないデザインにしてしまうと、遷移先で離脱される可能性があります。

具体的には、商品やロゴ、店舗などに使っている色と同じ配色で、クリエイティブを制作すると統一感を持たせられるでしょう。

また、キャプションや画像内のテキストでも、トーンに一貫性を持たせることが重要です。テキストの口調も統一することで、ユーザーがブランドをさらにイメージしやすくなります。

ABテストを繰り返し精度を高める

Instagram広告で配信するクリエイティブは、ABテストを繰り返しましょう。

ABテストとは、2つ以上の広告のパターンを同時に配信し、どちらがより効果的かを比較する手法です。ABテストを行うことで、広告の改善点や、より効果的な施策を見つけられます。

例えば、AバージョンとBバージョンでキャッチコピーを変えた場合、どちらがより効果的かを検証することが可能です。検証結果に基づき、効果の高いクリエイティブを採用していくことで、広告の効果をさらに高められるようになります。

まとめ

Instagram広告の種類や、クリエイティブのコツについて紹介しました。

Instagram広告にはさまざまな種類がありますが、最も重要なのはクリエイティブの質です。配信面やフォーマットの特徴を理解し、それぞれに合う魅力的なクリエイティブを作成しましょう。

また、複数の配信面やフォーマットを掛け合わせることで、効果的な配信手法も見つけられるようになります。テストを繰り返し、最適なクリエイティブや配信面、フォーマットを見つけましょう。

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