【初心者必見】TikTok広告の入稿規定|注意点や動画作成のコツも徹底解説!

TikTok

TikTokは、今や多くの人が利用しているコンテンツプラットフォームです。動画を活用して多くのユーザーにアプローチできるという点から、広告を出稿する企業も増えています。しかし、TikTok広告の入稿規定には多岐にわたるポイントが存在しており、入稿規定を理解していないと、広告を配信できない可能性もあります。

本記事では、TikTok広告の入稿規定や広告の注意点、動画制作時のコツについて解説します。ユーザーの心をつかみ、効果的な広告を出稿できるようになるので、ぜひ参考にしてみてください。

TikTok広告とは

TikTok広告は、TikTokプラットフォーム上で動画広告を配信できる広告プラットフォームです。TikTokは若年層を中心にユーザー数が多く、月間のアクティブユーザー数は950万人に上ります。

TikTokは、独自のアルゴリズムによって、ユーザーに最適なコンテンツを提供しています。次々とコンテンツが流れるため、ユーザーは飽きずに動画を視聴し続けられます。TikTok広告ではコンテンツの合間に広告を配信できるため、多くのユーザーにアプローチできるのが特徴です。

TikTok広告の入稿規定

TikTok広告は動画を配信するイメージがありますが、動画だけではなく、テキストやプロフィール、表示名など、他の要素も設定が必要です。以下では、各要素の規定について解説していきます。

動画のサイズ・形式

TikTok広告の動画のサイズと形式は、以下のように規定が定められています。

アスペクト比・解像度 9:16(540×960以上)
1:1(640×640以上)
16:9(960×540以上)
動画の長さ 5~60秒
ファイル形式 .mp4/.mov/.mpeg/.3gp/.avi
ビットレート 516kbps以下
動画容量 500MB以下

スマートフォンで撮影する場合、縦型で撮影した場合は9:16、横向きで撮影した場合は16:9のアスペクト比になります。1:1の正方形のクリエイティブを用意したい場合は、撮影した動画を編集しましょう。

プロフィール画像・表示名

①プロフィール画像 アスペクト比:1:1
ファイル形式:jpg/jpeg/png
ファイルサイズ:50KB以下
②表示名 半角2〜20字(全角1〜10字)、絵文字の使用は不可
③CTA 「詳細を見る」「今すぐダウンロード」など20種から選択

 

プロフィール画像は、自社のロゴや商品をイメージできるような画像を設定しましょう。また、表示名が長すぎる場合、デバイスによっては全て表示しきれない可能性もあります。表示名には、会社名や商品名など、端的に表せる文言を設定するのがおすすめです。

テキスト数

動画の説明文にあたるテキストは、半角12〜100字(全角6〜50字)まで入力できます。しかし、TikTok広告は商品の見せ方や演者の動きなど、動画でのアピールがメインとなる広告です。テキストは動画の補足と考え、テキストが目立ちすぎないようにしましょう。

【要注意】TikTok広告で審査落ちする原因

TikTok広告で審査落ちする原因には、おもに以下のような理由が挙げられます。

・景品表示法や薬機法に違反している
・動画とリンク先の内容が一致していない
・テキストやキャプションが誤っている
・動画・画像・オーディオの品質が悪い

以下では、それぞれの原因について解説していきます。

景品表示法や薬機法に違反している

動画の内容やキャプションが、景品表示法や薬機法に違反している場合、審査落ちしてしまいます。たとえば、以下のような表現はTikTok広告のポリシーに抵触します。

・このクリームを塗ればシミが消える
・このサプリメントを飲むと痩せる
・最高の美白クリーム

根拠のない表現や、ユーザーに誤解を与える表現は、景品表示法や薬機法に違反してしまいます。また、「最高」「No.1」などの表現を使う場合は、根拠となるソースを明示する必要があります
適切な表現でクリエイティブを作成できているか、入稿前にも確認しましょう。

動画とリンク先の内容が一致していない

動画とリンク先の内容が一致していない場合も、審査に落ちてしまいます。
たとえば、広告とランディングページで書かれている値段が異なっている、広告とランディングページでメッセージが異なるというような場合、審査に落ちてしまいます。

クリエイティブ作成時に、動画とランディングページの内容を統一できるよう注意しましょう。

テキストやキャプションが誤っている

テキストやキャプションが誤っている場合も、審査に落ちてしまいます。以下のような場合、テキストやキャプションが誤っていると判断されます。

・「From」ではなく「Rrom」と記載している
・「S.a.L.e」のように過剰に大文字や記号を使用している
・「S@le」のように文字の代わりに記号を使用している
・文法が誤っている
・動画や画像に判読できないテキストを使用している

テキストに誤りがあると、ユーザーにもメッセージが伝わらなくなってしまいます。入稿前に、動画やテキストに誤りがないか確認しましょう。

動画・オーディオの品質が悪い

動画・オーディオの品質が悪い場合も、審査落ちしてしまいます。TikTokは動画や画像の質が重要なので、作成時には品質にもこだわりましょう。具体的には、以下のようなケースでは審査落ちとなります。

・低解像度でぼやけている
・音質が悪く聞き取りづらい
・動画や画像の一部が黒いバーまたはピクセレーションで覆われている

ユーザーにとって見やすい動画、聞きやすいオーディオになるよう調整しましょう。

TikTok広告の広告用動画のコツ

TikTok広告の広告用動画を作成する際は、以下のポイントを押さえましょう。

・9:16のフルスクリーンサイズで制作する
・安全エリアに注意する
・9~15秒のショート動画に収める
・最初の2~3秒で興味を引けるクリエイティブにする

TikTok広告では動画の見せ方が重要です。商材の魅力を伝えられるよう、動画制作にはこだわりを持って取り組みましょう。それぞれのポイントについて、順番に解説していきます。

9:16のフルスクリーンサイズで制作する

TikTok広告では、9:16、1:1、16:9の3種のアスペクト比が使用できますが、最もおすすめのサイズは9:16の縦型です。9:16サイズは、画面全体を覆うことができるため、よりインパクトを残せます。

実際に、縦型の動画は横型の動画よりも、6秒視聴率が391%、エンゲージメント率が923%になったという事例も出ています。

引用元:「TikTok広告クリエイティブTips」公開 〜横型動画を縦型に編集することで、効果を最大化

他の媒体で配信した動画素材を使う場合でも、TikTok広告では縦型に切り出して配信するとよいでしょう。

安全エリアに注意する

動画内に入れるテキストや要素は、安全エリア内に収めるようにしましょう。
安全エリアとは、以下画像の黄色く覆われた部分です。テキストの長さやCTA次第で、安全エリアはさらに狭くなる可能性もあります。

引用元:画面構成の注意点

TikTok広告で配信する動画は、右下にプロフィール画像やいいねボタン、左下にテキストが表示されます。そのため、動画内の要素がプロフィールやテキストと被ってしまうと、見づらい動画となってしまいます。安全エリアを理解し、視認性の高いエリアに要素を配置しましょう。

9~15秒のショート動画に収める

TikTok広告で配信する動画の長さは、なるべく9〜15秒の尺に収めましょう。TikTokは他のSNSと異なり、スワイプすることで短い尺の動画を複数見ていく媒体なので、一般ユーザーの投稿も短い動画が主流です。
そのため、広告の動画のみ尺を長くしてしまうと、最後まで見てもらえない可能性が高くなります。

オーガニックの投稿に馴染みやすい動画にするためにも、尺は9〜15秒に収めるよう意識しましょう。

最初の2~3秒で興味を引けるクリエイティブにする

動画は最初の2〜3秒で興味を引くクリエイティブにしましょう。TikTokは、スワイプするだけですぐに次の動画に切り替わります。そのため、ユーザーに興味がないと判断されると、動画が見てもらえずスキップされてしまいます。
ユーザーにスワイプされないよう、最初の2〜3秒で興味を引き、商品やサービスについてアピールすることが重要です。

最初の2〜3秒で安全エリアにキャッチコピーや商品ロゴを入れると、視聴率やクリック率にも良い反応が出るでしょう。

クリエイティブセンターを活用する

動画の作成時には、クリエイティブセンターで効果の良い他社の動画を参考にしましょう。クリエイティブセンターでは、業種ごとにパフォーマンスの良い動画の確認が可能です。
また、クリエイティブセンターでは動画のクリック率やコンバージョン率も見られるため、自社と同業種で効果の良い動画を参考にできます。

どのような動画を作成したらよいか悩んだ場合、クリエイティブセンターを参考にするのがおすすめです。

まとめ

TikTok広告の入稿規定や注意点、動画制作時のコツについて解説しました。TikTok広告では、動画の長さやサイズだけではなく、テキストや表示名の表記についても細かいrルールがあります。広告の効果を最大化するには、入稿規定を守り、ユーザーに刺さるクリエイティブを作成することが重要です。

本記事を参考に、TikTok広告の運用を始めてみてください。

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