【2023最新版】Googleファインド広告とは?特徴と設定方法を画像付きで解説

Google広告
Googleファインド広告とは?特徴や設定方法を徹底解説

今回はGoogle広告の一つのメニュー、ファインド広告についてご紹介します。

「ファインド広告って耳にするけど何かわからない」
「ファインド広告ってどんなメリットがあるの?」

このような疑問をお持ちの方にはピッタリの記事なのでぜひ御覧ください。

 

ファインド広告だけ検索履歴を基にしたターゲティングを使えるなど多くのメリットがあるので、是非活用してみてください!

Googleファインド広告とは?

Googleファインド広告は、YouTube ホームフィード、Googleディスカバーフィード、Gmailに配信できる広告です。

形式上はディスプレイ広告と似ていますが、ユーザーの検索履歴やサイトの閲覧履歴、動画視聴履歴などの行動をもとに、パーソナライズを強めた形での広告配信が可能になります。

商品やサービスなどをビジュアル面に訴える形で、より興味関心の深いユーザーに対し、効果的にアピールできる広告メニューです。

Googleファインド広告の掲載面

Googleファインド広告の掲載面は以下の通り。

Google DiscoverとYouTubeはスマートフォンとタブレットのみの掲載枠となっています。

Google Discover

スマートフォンやタブレットにおけるGoogleのTOPページ(フィード面)で、自動的に記事がピックアップされて並んでいる中に掲載される広告です。

上がってくる記事はそのユーザーの興味関心度が高いものなので、広告配信のターゲティングによっては高い広告効果が期待できます。

ファインド広告の掲載面とは?

引用:https://support.google.com/google-ads/answer/9176876?hl=ja

YouTubeのホームフィード

動画のフィード面に混じって掲載される広告です。動画5つごと1つ広告が挟まれる形なので、スクロールするたびにユーザーの視界に入り込んできます。

フィード面に登場する動画リストは、こちらもユーザーの興味関心に沿っているものがピックアップされてくるので、ユーザーの興味関心に近い商材であれば広告のクリック・商品サイトへの誘導が期待できます。

ファインド広告の掲載面とは?引用:https://support.google.com/google-ads/answer/9176876?hl=ja

Gmailのプロモーション、ソーシャル

Gmailのプロモーション、ソーシャルタブに掲載される広告です。

ファインド広告の掲載面とは
Googleファインド広告のメリット

メリット1.利用者の多い配信面に広告を掲載できる

広告キャンペーンを一つ加えるだけで、リスティング広告やディスプレイ広告でカバーできない幅広いユーザーに広告を配信できる点は、Googleファインド広告の大きなメリットです。

スマートフォンユーザーなら高頻度でアクセスするGoogle DiscoverとYouTubeへの配信で、幅広いユーザーに自社製品を紹介できる可能性があります。

メリット2.検索履歴をもとにターゲティングできる

直近でユーザーが検索したキーワードをもとにターゲティングできる「カスタムセグメント」機能を利用することができます。

たとえば「40代 転職」というキーワードで検索機能を使ったユーザーが、リスティング広告から自社サイトに訪れなかったとしても、Googleファインド広告を利用すればその掲載面で設定したキーワードを検索したことがあるユーザーに対しアプローチ行えます。

メリット3.Googleが持つ膨大なデータを活用

広告配信の際に、Googleが持つユーザーの検索履歴やサイト閲覧履歴からカテゴライズした興味関心データなどを活用し、広告に対してアクションを起こす可能性の高いユーザーに対して広告を配信します。

Googleファインド広告では視覚的に訴求できる画像を使って、利用頻度の高いGoogleのサービスの掲載面で、PC、スマホ、タブレットとデバイスをまたいで配信されます。

Googleを利用するユーザーに継続的にアプローチできる点は、ほかの広告媒体にはないメリットと言えそうです。

Googleファインド広告のデメリット

デメリット1.コントロールできる部分が少ない

Googleファインド広告では先ほど紹介した3種類の掲載面以外での掲載ができず、またこれらの配信面からどこに配信するかを選ぶプレースメント設定もできません。

例えばYouTubeだけに広告掲載したいと思っていても、それを設定することができないといった具合です。

また入札戦略のパートで書きましたが、目標や入札単価などに応じてGoogleが自動調整して広告を配信するので、広告主が制御できる範囲がかなり限られてきます。

手動入札、配信方法、モバイルデバイスのみの配信、プレースメントの指定、フリークエンシーキャップ、広告のローテーション、コンテンツターゲットなどはコントロールすることができません。

デメリット2.コンバージョンの可能性が低いユーザーへ配信される可能性

Googleファインド広告では、コンバージョン確率の低いユーザーを除外したり抑制をかけることができない点が、集客効率を高める上でデメリットになります。

また3種類の配信面を日常的に利用するユーザー層がことなるため、どの配信面に広告が配信された場合でもユーザーの関心を引くクリエイティブが必要になるでしょう。

知っておきたいGoogleファインド広告のコツ

特徴である検索履歴を基にしたターゲティングを利用する

メリットでもご紹介しましたが、Googleの中の他ディスプレイ広告では検索履歴を基にしたターゲティングは利用できないですが、ファインド広告は検索履歴を基にしたターゲティングが可能なため、顕在層のユーザーにリーチ可能なことがファインド広告の特徴です。

 

競合名を検索したユーザーをターゲティングして広告配信することもできるので、ニーズが顕在化しているユーザーがどのようなキーワードを検索しそうか考え、ターゲティングとして利用しましょう。

スマホを意識したクリエイティブ

掲載面でご紹介したとおり、ファインド広告はスマホによく出る広告なので、スマホを意識したクリエイティブで広告配信をすることがコツです。

よくある間違いは、小さい文字詰め込みすぎてしまうことがありますが、スマホでは小さい文字がたくさん書いてあっても小さすぎてあまり見えないことがあります。

このように掲載面に合わせてクリエイティブを作ることがコツです。

Googleファインド広告のクリエイティブと入稿方法

まずはGoogleファインド広告のクリエイティブフォーマットを紹介していきます。

 

掲載するクリエイティブですが、Googleの広告ポリシーとともに、Googleファインド広告の規定をクリアしておかなければなりません。

 

・通常タイプ

画像1枚+広告文が必要素材となります。

画像

横長1:1.91 推奨サイズ幅1200pxX高さ628px
スクエア1:1 推奨サイズ幅1200pxX高さ1200px
縦長4:5 推奨サイズ幅960pxX高さ1200px
スクエアロゴ1:1 推奨サイズ幅1200pxX高さ1200px

※ファイルサイズ:最大5MB

 

広告見出し   半角40文字、全角20文字以下、3つから5つまで設定可能
説明文  半角90文字、全角45文字以下、5つまで
会社名 半角25文字、全角12文字以下、1つ
行動を促すフレーズ 候補から選択
遷移先URL 広告とリンクするURLを1つ

 

・カルーセルタイプ

画像15枚まで+広告文が必要素材となります。

 

画像

横長1:1.91  推奨サイズ幅1200pxX高さ628px
スクエア1:1 推奨サイズ幅1200pxX高さ1200px

※ファイルサイズ:最大5MB

 

広告見出し 半角40文字、全角20文字以下、3つから5つまで画像ごと設定可能
説明文 半角90文字、全角45文字以下、5つまで
会社名 半角25文字、全角12文字以下、1つ
行動を促すフレーズ 候補から選択
遷移先URL 広告とリンクするURLを1つカードごと設定可能

細かいところですが、CTAボタンのある画像は審査落ちするので注意しましょう。

あとロゴ画像の用意も忘れずに!

ファインド広告の設定方法

それではGoogleファインド広告の設定方法を紹介していきます。

Google広告のアカウントにログインし、左メニューからキャンペーンをクリックし、+新しいキャンペーンを作成を選ぶ。

ファインド広告の設定手順

次にキャンペーンの目標を選択します。ここでは販売促進を選びます。

ファインド広告の設定手順

配信目的を選択後、配信手法の選択でGoogleファインド広告を選択。

ファインド広告の設定手順
広告のリンク先を設定し、キャンペーン名を作成します。

ここで設定したURLが広告のランディングページですので、慎重に設定しましょう。

ファインド広告の設定手順
ファインド広告の設定手順

次にキャンペーン設定を行います。

地域、言語、コンバージョン単価を設定し、入札戦略を決定しましょう。

ファインド広告の設定手順

コンバージョン単価を設定

ファインド広告の設定手順

日ごとの上限予算を設定します。

ファインド広告の設定手順

コンバージョン単価との兼ね合いを考え設定する必要がありますが、低すぎる金額だと広告が配信されないケースもあります。

 

広告が配信されなければGoogle広告の機械学習機能を活用できず、いつまでも非効率な広告配信となるので、注意が必要です。

 

次に広告の配信開始日を設定します。

設定だけ行って、開始日は先という場合は、キャンペーン画面で広告を一時停止しておきましょう。

 

次に広告のターゲットとなるユーザー層を設定します。

ファインド広告の設定手順

ここで新しいオーディエンスを作って広告を配信するユーザーを絞り込むこともできます。

ファインド広告の設定手順
画像とロゴを入稿します。

ファインド広告の設定手順

広告の見出しを入稿します。

ファインド広告の設定手順
説明文を入稿します。

ファインド広告の設定手順

見出しと説明文についてはリスティング広告で高い数値が出ているクリエイティブがあれば、そちらを流用してもかまいません。

 

すべて設定が終わったら次へ をクリックし、全て確認後、「キャンペーン公開」をクリックすれば設定完了です。広告審査が行われるので結果を待ちましょう

 

ここまでGoogleファインド広告について見てきました。

既存ユーザーへのアプローチや新規顧客開拓、大規模プロモーションに効果など、商材がハマれば大きな効果を発揮する広告媒体であり、利用する価値は多いにあります。

 

ただし、自動入札しかできなかったり、配信先ごとに細かいチューニングができなかったりするデメリットがあり、かつ広告審査のハードルがディスプレイ広告よりも高いということもあり、利用する場合は十分な検討が必要になるかもしれません。

 

もし、設定手順がわからないことがあったり、今のアカウントの改善点を診断してほしいなどあれば無料で個別相談会も行っておりますのでお気軽にご利用ください。

個別相談会はこちら

運用型広告のコンバージョン獲得・増加なら
すべてZokujinにお任せください。

広告代理店選びならZokujin

こんなお悩みがあればご相談ください!

  • コンバージョンが獲れない

  • コンバージョンが増えない

  • Web広告を始めたいけどどこにお願いしよう

Zokujin 編集部
この記事を書いたのは
Zokujin 編集部

デジタルマーケティングで役に立つ情報をわかりやすく伝えるコラム。 Zokujinコラムの編集部