【2023年最新版】リスティング広告の代理店乗り替え時の注意点

リスティング広告
リスティング広告|代理店乗り替え時の注意点

本記事は

「これからリスティング広告会社を乗り替える予定だけど不安」
「リスティング広告会社の乗り換えを検討しているけど注意点がわからない」

このような不安を持つマーケティング担当の方向けの記事となります。

はじめに

リスティング広告会社を乗り換える際は、トラブルが発生することがあり、トラブルは広告主・代理店、両社にとっても良いことはないため、リスティング広告会社の乗り換えは慎重に行うとよいでしょう。

本記事では、乗り換え時の注意点を紹介しておりますので、リスティング広告会社乗り換え時のトラブルを避けるためにご覧ください。

リスティング広告会社の乗り換えは危ない?

「リスティング広告会社の乗り換え自体危ないのではないか。」と不安な方もいらっしゃるかと思いますが、しっかりトラブルが発生しにくい乗り換えを行えば、トラブル発生は避けることが可能です。ただし、現在取引中のリスティング広告会社を変えずとも課題を解決できることが理想です。

理由は、リスティング広告会社を乗り換えることでのデメリットもあるからです。とはいえ、今現在、成果・対応面が良くない会社が、急に良くなることは少ないのも事実です。

成果や対応が悪いリスティング広告会社と付き合い続けることもデメリットのため、しっかりと乗り換えるべきか見極めてからリスティング広告会社の乗り換えを実施してください。  

乗り換えるメリットデメリット

そもそも、リスティング広告会社の乗り換えるか?を決めるにあたって、乗り換えるメリット・デメリットをご紹介します。

こちらをご覧いただき検討の判断材料にしていただければと存じます。  

メリット1 成果が上がる可能性がある

当たり前ですが、現在より良いリスティング広告会社と取引することで、成果が上がる可能性があります。現在成果が悪いのであれば、まずはより成果をだせるような会社を見つけることが重要です。

提案を受ける際、現時点でのリスティング広告の状況(データ)を開示して、具体的な改善の提案をもらうことがおすすめです。

また、現在対応面も悪く日々のコミュニケーションや取引自体にストレスを感じてらっしゃる方は、そのストレスをなくせる可能性もあります。日々たくさんの業務がある中で可能な限りストレスをなくしたいですよね・・・。

このような、成果面以外も含め、しっかりと乗り換え先の選定を行っていただけると失敗する可能性を軽減することができます。  

メリット2 マーケティング全体像を見直す機会になる

マーケティングの中でも直接的に売上に繋がりやすいリスティング広告の会社を乗り替えるためには、新たな広告代理店から提案を行ってもらうことになると思います。  

新たな広告代理店に提案を行ってもうらためにも、御社が今後どのような方向性で事業を行うかや、マーケティング周りの目標値、リスティング広告の目標値など、御社がどこに向かっていくかを決める機会になると思います。

また、広告代理店からの提案はもちろんリスティング広告メインの提案になるはずですが、会社によってはマーケティング全体像を考えた提案をもらえることもあるでしょう。

その場合は、リスティング広告以外の広告手法などを知ることで、客観的に見た御社のマーケティング全体像を知ることもできる可能性があります。  

デメリット1 タグの張替えが発生する

リスティング広告会社を変えることになるので、乗り換え先の会社にて新たにリスティング広告のアカウントの作成が必要となるケースが一般的です。

そのため、CVを計測するためのタグ、リマーケティングを行うためのタグを張り替える必要があります。その際発生するデメリットは、サイト制作会社に依頼する場合は別途費用がかかる可能性があることと、

これまで溜めたリマーケティングリストがなくなってしまうため、乗り換え直後はリマーケティングの配信量が減少する可能性があることです。

(サイトの流入数にもよりますが1ヶ月もすれば元通りになるケースが多いです。)

また、支援会社によっては、乗り換え時に新規でアカウントを作成しないで、アカウントの引き継ぎも行うことが可能です。そのためアカウントを引き継げるかも乗り換え時に確認できると良いでしょう。  

デメリット2 過去の配信データがリセットされる

こちらも乗り換え先の会社にてリスティング広告のアカウントを新規作成する必要があるため、これまで配信していたデータが見れなくなる可能性があります。

レポートを見ればわかる部分もあるかもしれませんが、細かなデータは前リスティング広告会社の広告アカウントでしかみれなくなります。

どうしても見たいときは、前リスティング広告会社に依頼してデータをExcel形式などで貰う形になるかと存じますが、前リスティング広告会社が対応してくれない場合もあります。  

リスティング広告会社乗り換え時の注意点

優秀な代理店を見つける

当たり前なのですが、リスティング広告会社乗り換え時の最重要の注意点です。

というのも、ヒアリング、提案を受ける時間や、稟議を通すためなどたくさんの時間を使いやっと乗り換えたのに、3ヶ月後6ヶ月後には再度乗り換えを検討してる企業を時々見かけます。。。

再度乗り換えを行うとなると時間も調整作業なども無駄なことが発生してしまいます。無駄がないよう、しっかりと乗り換え先の会社は選定しましょう。  

乗り換え日を平常時に設定する

こちらは割と忘れがちな部分です。

例えば4月から乗り換え先選定を行い、5/1から乗り換え先の企業でのリスティング広告の出稿を始める場合、すぐにゴールデンウィークに入るため乗り換え先の会社が休みになることが多いです。

まだ最適化がかかっていない広告出稿の初動は成果が悪化する可能性が高いので、なるべく乗り換え直後は、乗り換え先の企業が営業している平常時に配信開始するように設定しましょう。

曜日で言うと月曜・火曜など、週の前半が良いです。

理由は、金曜日から配信スタートするとすぐに土日になり、乗り換え先の会社が営業していないため、初動の運用を細かく見れなくなるためです。  

乗り換え前の広告配信データを共有してもらう

こちらは乗り換え前のリスティング広告会社に協力して貰う必要があるので事前にデータ共有が可能か確認しましょう。

場合によってはデータを引き継いで移管できることもありますが、基本的には新しくリスティング広告のアカウントを作り広告出稿を進める場合が多いと存じます。

使用するか使用しないかは乗り換え先の会社にもよりますが、これまでの配信データは財産になりますので共有してもらえるようにしましょう。

新しい乗り換え先の会社もデータがあることでより成果を早く出しやすくなります。  

最後に

重要施策のリスティング広告、支援会社に依頼するなら、どんな業者に頼むかがとても重要です。すばらしい会社・担当者に出会い、成果を出してください。

リスティング広告会社を乗り換えても全然成果があがらなかった、ということをなくすためにリスティング広告会社選定は妥協せず行ってください。

もしまだ良い代理店が見つかってなくて、リスティング広告に課題がある場合は無料個別相談をぜひご活用ください!

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norihisa kimura
この記事を書いたのは
kimura norihisa

デジタルマーケティング

Web広告代理店(東証二部)にて数十社以上のコンサルティングを経験。現在は上場企業を含む企業のマーケティングのコンサルティング業務を担当。マーケティング上流から広告運用などの実務部分まで得意とする。