【マーケター必見】Facebook動画広告の種類・費用・成功事例など徹底解説!
Facebookの動画広告は「認知」「検討」「コンバージョン」など、さまざまな目的で出稿できます。しかし、動画広告の種類が多いため、出稿を検討する上で、
「動画広告の種類が知りたい」
「動画広告の課金体系と費用相場が知りたい」
「動画広告を作成するときのポイントが分からない」
上記のような課題が生じるかと思います。
本記事では、企業の広告担当様へ向けて、Facebook動画広告完全ガイドとして「種類」「費用」「成功事例」を紹介しています。
目次
Facebook動画広告の種類
Facebook動画広告の種類は下記の通りです。
・インストリーム広告
・フィード広告
・ストーリーズ広告
・リール広告(Instagram広告)
各動画広告のメリット・デメリットを理解した上で、自社にあったフォーマットを選定しましょう。
インストリーム広告
出典:Meta
インストリーム広告は、Facebookで動画を視聴しているユーザーに対して、5秒〜10分までの広告を配信するフォーマットです。
動画広告が表示されるタイミングは、動画の「再生前」「再生中」「再生後」の3つとなります。大画面での訴求が可能なため、ユーザーに対して商品の魅力が伝わりやすいのが特徴です。
メリット |
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デメリット |
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フィード広告
出典:Meta
フィード広告は、Facebook上のタイムラインに表示される動画広告です。「デスクトップニュースフィード」「モバイルニュースフィード」の両方に対応しています。
タイムラインに表示されるため、ユーザーの視界に入りやすいのが最大の特徴です。
メリット |
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デメリット |
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ストーリーズ広告
出典:Meta
ストーリーズ広告とは、ストーリーズ機能を利用した動画広告です。
Facebook上の「ストーリーズ」の投稿位置に広告が配信され、24時間という期限付きで動画が消える仕組みになっています。スマートフォン画面いっぱいに動画広告を表示できるので、ユーザーの印象に残りやすいのが特徴です。
メリット |
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デメリット |
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リール広告(Instagram広告)
出典:Meta
リール広告は、Instagramのリール投稿の合間に表示される縦型の動画広告です。
Instagramのリールとは、音楽やエフェクトを組み合わせて作る15〜60秒の動画投稿機能です。ストーリーズとも似ていますが、24時間で投稿は消去されません。
広告の表示場所は「リールタブ」「発見タブ」「フィード」の3か所です。
メリット |
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デメリット |
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Facebook動画広告のメリット
Facebook動画広告を出稿するメリットについて紹介します。下記メリットを考慮した上で、動画広告の出稿を検討しましょう。
ターゲティングの精度が高い
Facebook動画広告は、ターゲティングの精度が高い点がメリットです。実名制の登録を生かして「性別」「年齢」以外にも「勤務先」「学歴」「興味関心」などもターゲットとして、広告を配信できます。
実際にユーザー自身が登録した正確な情報で動画広告を配信すれば、コンバージョンも見込みやすいといえるでしょう。
タイムラインで自動再生
Facebookのフィード広告の場合、タイムラインで自動再生される点がメリットと言えます。ユーザーが友人のタイムラインを閲覧しているときに、自動で動画広告が再生されるため、自然に視認・反応されやすいためです。
また、ユーザーがクリックなどのアクションを起こさなくても、動画視聴してもらえば、認知にもつながる点もメリットといえるでしょう。
少額の予算から出稿可能
Facebook広告は、少額の予算から出稿できる点もメリットです。予算は広告主が自由に設定できるので、予定よりも多くの費用がかかることもありません。
動画広告の具体的な相場に関しては、次項にて解説しています。
Facebook動画広告の課金体系と費用相場
Facebook動画広告の課金体系と費用相場について、紹介します。
Facebook動画広告には、下記3つの課金体系があります。各課金体系の特徴と相場について見ていきましょう。
CPM(インプレッション単価)
CPMは、広告が画面に表示された回数により、費用が決まる課金体系です。Facebook動画広告では、広告が1,000回表示されるごとに課金されます。Facebook広告のCPM平均相場は、1,000回表示あたり1,819円です。
参考:75 Facebook Ad Statistics to Benchmark Results in 2022|linear
CPC(クリック単価)
CPCは、広告が1回クリックされる度に課金される体系です。Facebook広告のCPC平均相場は、1クリックあたり126円です。
参考:75 Facebook Ad Statistics to Benchmark Results in 2022|linear
ThruPlay方式
ThruPlayは、動画の再生状況によって課金される体系です。「動画が最後まで再生された」または「15秒以上再生された」場合に費用が発生します。
動画広告が15秒以下の場合は、動画が最後まで再生された時点で課金されます。Facebook広告のThruPlay方式の相場は、1再生あたり100〜200円です。
Facebook動画広告を作成するときのポイント
続いて、Facebook動画広告を作成するときのポイントを紹介します。
下記ポイントを考慮して、動画広告を作成してみましょう。
無音でも内容が伝わるようにする
Facebook動画広告を作成するときは、無音でも内容が伝わるようにしましょう。例えば、ユーザーが電車に乗っているときは、無音の状態で見ているケースが想定できます。
どんな状況でも、動画広告の内容が理解できるように、字幕テキストをつけるなどの対策を実施すれば、幅広いユーザーに対して効果のある訴求が実現できるでしょう。
動画広告の冒頭でインパクトを与える
Facebook動画広告を作成するときは、動画広告の冒頭でインパクトを与える必要があります。動画広告では、冒頭でどれだけユーザーにインパクトを与えられるかが重要です。
仮に、冒頭で興味を持たれなかった場合は、動画はスキップされ、ユーザーの記憶には残らないでしょう。動画のフォーマットや出稿の目的に関係なく、冒頭で記憶に残るようなクリエイティブを作成する必要があります。
視聴者が見やすい秒数に設定する
Facebook動画広告を作成するときは、視聴者が見やすい秒数に設定します。フォーマットによっては、最大240分の動画広告を配信できますが、ほとんど最後まで視聴されることはないでしょう。
動画広告は、15秒程度を目安として、情報を詰め込み過ぎないようにします。特徴を伝えることを重要視し、詳細については、LPなどに誘導してから伝えるようにしましょう。
Facebook動画広告の成功事例
最後に、動画広告を活用した成功事例を2つ紹介します。
成功事例① William Hill
William Hillは、ロンドンに本社があるオンラインギャンブル企業です。
William Hillでは、テレビCMなどのマス広告を出稿していましたが、さらに多くのユーザーにリーチするため、Facebook広告を活用しています。
Facebook広告では「フィード広告」「ストーリーズ広告」「インストリーム」を組み合わせてキャンペーンを実施しました。
結果、マス広告よりも、1人あたりのコスト5.3倍の低さでリーチすることに成功しています。
成功事例② DEPIC International
DEPIC Internationalは、台湾に本拠を置くランジェリーブランドです。
マレーシアとシンガポールにビジネスを拡大するため、Facebook広告を出稿しています。
DEPIC Internationalは、各国の幅広いユーザーに対応するため「ダイナミック広告」を採用しています。
ダイナミック広告とは、ユーザーのWebサイトの閲覧状況や行動にあわせて最適な広告クリエイティブを自動で生成し、配信する方法です。
DEPIC Internationalは「動画広告」や「商品写真」をアセットし、広告を閲覧するユーザーにとって最適な広告を表示しました。
また「ダイナミック広告」広告テキストを現地語に翻訳することもできるので、グローバル展開を目的としている企業には最適です。
結果、広告費用対効果を1.6倍向上させることに成功しています。
まとめ
Facebook動画広告には「インストリーム広告」「フィード広告」「ストーリーズ広告」「リール広告(Instagram広告)」の種類があります。
それぞれメリットが異なるので、自社の目的にあった最適な動画広告を選択してみましょう。
当社では、Facebook動画広告を活用した広告運用代行が可能です。広告運用に課題がある方は、下記リンクからお気軽にご相談ください。
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