【2023年最新版】YouTubeショート広告とは?ショートだけの配信はできない?
みなさんこんにちは!
2022年5月25日に行われた「 Google Marketing Live 2022」というイベントで、 YouTubeショートの配信面に広告配信が可能になったことが発表されました。広告の配信形式は、 YouTubeショートの動画と動画の間に挟まれる形式で表示されます。
今回は、注目のYouTubeショート広告について解説いたします。
目次
YouTubeショート広告とは?
YouTubeショート広告とは、TikTokのような最長60秒の縦長動画を見ることができるYouTubeショートというプラットフォーム内で、ショート動画とショート動画の合間に広告を表示することができるメニューです。
YouTubeショート広告の特徴
ユーザー数が伸びている成長媒体
Google によると、 YouTube ショートの月間視聴者数は15億人、1日あたりの再生回数は300億回にのぼり、昨年比で400%の成長を遂げている媒体(2022年6月時点)です。グローバルの数値ですが日本のユーザーも伸びていると考えられます。
参照元:https://blog.youtube/news-and-events/shorts-are-redefining-the-artist-journey/
スマホで見やすい縦向きの広告が出せる
スマホの画面は縦長ですが、スマホの画面いっぱいを使った縦長の動画を広告で配信することが可能です。広告ではなく、通常のクリエイターが投稿しているようなクリエイティブで広告配信することでより、広告色をなくした広告配信もできます。
Google広告のターゲティングを利用できる
Google広告では顕在層を狙うターゲティングや、潜在層を狙うターゲティング手法がありますが、同様のターゲティングを利用することが可能です。
そのため届けたいユーザーに絞った広告配信を行うことができます。
YouTubeショート広告の注意点
注意点もありますので配信前に一読いただけたらと思います!
YouTubeショート面のみに絞って広告配信ができない
2023年1月時点では、YouTubeショート単体の配信面を選択することができないため注意してください。
YouTubeショート面のみに表示されるかと思っていたら通常のYouTube面にも出てしまっていたなどの認識の相違によるトラブルが発生することもあります。
YouTubeショート面のみに絞って広告配信結果を確認できない
2023年1月時点では管理画面上とレポートでYouTubeショートに絞った数値は確認できないません。(Googleヘルプに確認済み)
そのため、YouTubeショート面単体での効果計測はできない状況です。
ショート面に配信されない広告タイプがある
ショート面に配信するには、以下の広告タイプであることが条件のため注意しましょう。その他の広告タイプではショート面に広告が配信されません。
・動画アクションキャンペーン(VAC)
・アプリキャンペーン(Androidアプリの場合)
YouTube ショート広告で成果を上げるコツ
YouTubeショートのコツを紹介します。ショートだけの配信結果は現時点では確認できませんができる限りショート面で広告成果を上げるために参考になれば幸いです。
1、最初の数秒で興味を引きつける
YouTubeショートは最初の数秒が非常に重要です。なぜならYouTubeショートを見ているユーザーは動画が表示された数秒間の間で、動画を視聴し続けるか、スワイプするか判断しているからです。
最近では、カクテルパーティー効果とGoogle広告の年齢ターゲティングを利用して、「この動画を見ている〇〇歳〇〇歳〇〇歳のみなさん」という呼びかけからはじまるようなクリエイティブも見かけます。
できる限り最初の数秒で以下のようなことを意識したクリエイティブにしましょう。
・ざっくりどのような動画か理解できる
・ユーザーが自分ゴト化してしまう
2、縦長動画を利用する
YouTubeショート面を意識する場合は、縦長動画のクリエイティブを利用しましょう。
すべてのアスペクト比がサポートされているので、特定のフォーマットはありませんが、動画アクションキャンペーン(VAC)のショートでは、縦長の動画(横長以上)がより良いパフォーマンスを発揮するため、縦長の動画(横長以上)が推奨です。こちらもGoogleに確認済みです。
3、広告色をなくす
最初の数秒で広告とわかってしまうようなクリエイティブではすぐにスワイプされてしまう可能性があります。一般ユーザーが投稿しているような良い意味で素人感のあるクリエイティブを利用してみましょう。
もちろん、商材によって広告しいクリエイティブでパフォーマンスが良いこともあるため少額でABテストが行えると良いかと思います。
4、目的に沿ったクリエイティブ設計を行う
動画の最初が肝心とお伝えしましたが、プロモーションの目的から逆算してクリエイティブを設計することも大切です。動画の視聴が目的のプロモーションなら最初の数秒で興味を引き、最後まで動画を見てくれるクリエイティブが良いでしょう。
一方、動画を視聴してウェブサイトに飛ばしたい場合は、動画の途中でもウェブサイトに移動できるボタンを押してみたくなるクリエイティブが良いと考えられます。
単純に動画クリエイティブを制作するのではなく、プロモーションの目的を考えて、起こしてほしいアクションを促せるようなクリエイティブに設計しましょう。
YouTubeショート広告の設定方法(一部気をつけたい点をご紹介)
この記事では、「動画アクションキャンペーン(VAC)」を利用したYouTubeショート広告の設定方法を説明いたします。※通常のYouTube広告と同様の手順は割愛します。
①キャンペーン目標の選択
販売促進・見込み顧客の獲得・ウェブサイトのトラフィック・のいずれかを選択いたします。この3つを選択すると自動で動画アクションキャンペーン(VAC)になります。
キャンペーンタイプを青枠の「目標を指定せずにキャンペーンを作成する」を選択された方は、キャンペーンのサブタイプを「コンバージョンの促進」を選択してください。
②キャンペーンタイプの選択
「動画」を選択
※キャンペーンのサブタイプとして、[コンバージョンの促進] が自動的に選択されます。
③上記選択が完了しましたら【続行】をクリックしてください。
その後の設定の流れは、通常のYouTube広告の設定と同じなので、Googleヘルプの記事をご確認くださいませ。
※Googleヘルプ:「動画アクション キャンペーンを作成する」
まとめ
いかがでしたでしょうか?
YouTubeショート単体の配信ができず、配信結果も確認できないため広告運用として効果検証が難しい配信面ですが、媒体として伸びており、トレンドである縦動画のプラットフォームのため試す価値はあるかと思います。
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