本記事は
「SNSマーケティングをプロにお願いしたいが、どの会社が良いのかわからない・・・」
「いまよりもっと優秀なSNS広告会社に切り替えたいが、どの会社が良いのかわからない・・・」
このようなお悩みを抱えている、マーケティング・SNS担当の方向けの記事となります。
もくじ
はじめに
InstagramやLINE、TIK TOKなど様々なSNSをたくさんの人が使っている時代。SNS広告出稿し、集客において成功している企業も増えています。
自分たちではできないからプロに頼みたい。でもどんな会社に頼めば良いかわからない・・・。
そんな方向けにSNSの媒体情報と、SNS広告会社の選び方をご紹介します!
SNS広告とは
インターネットユーザの6割以上が利用するといわれているSNS。FacebookやTwitter、LINE、急成長しているInstagram、TIKTOKなど、様々なSNSが存在しています。
友達と繋がることのできる、フォロー、友達の投稿を共有することができるシェアなどの機能を持ち、気軽に友達を作ったり、コミュニケーションを取ることが可能なメディアです。
その多くのユーザーが利用するSNS上に広告を出稿することが可能で、現在では数多くの企業がマーケティング施策の一つとして導入しています。
以下国内主要SNS広告をご紹介します!
Facebook広告とは
Facebookとは、日本でのFacebookのMAU は(※1) 2,600万人※2019年7月時点となります。国内の成長は鈍化傾向と言われますがまだまだ広告効果は高く、様々な業界の企業が広告出稿を行っています。
Facebook広告というとFacebookのタイムラインに広告が出せるものと思われるかもしれませんが、Instagramなどにも配信ができ、Facebook・Instagram・Messenger・Audience Networkの4つの掲載先に広告配信ができる広告です。実名制のSNSのためターゲティングの精度が高いことが特徴です。
Instagram広告とは
InstagramはFacebook傘下の急成長を続けているSNSです。Facebook傘下のため、Facebook広告を実施するシステムにてInstagramにも広告が出稿することが可能です。
現在、日本でのMAUは(※1) 3,300万人(2019年3月時点)と、人気のプラットフォームということもあり今後も増加が期待されています。
若い世代ほど利用率が高く、(※2)日本の10代の内44%以上が使用しているSNSです。20代・30代の女性ユーザーが多いですが、男性の間でも人気が広がっています。主に投稿は、写真や動画を使います。
最近では、通常の投稿とは別に写真や動画を配信できるストーリーズが人気であり、ECサイトへのリンクなどの新機能も増えています。
Facebook広告と同様のターゲティングが可能で、人気のストーリーズにも広告を出稿することが可能です。
(※1)https://about.fb.com/ja/news/2019/06/japan_maaupdate-2/
(※2)https://gaiax-socialmedialab.jp/post-30833/
Twitter広告とは
日本国内のMAUが(※1)4500万人となり、幅広い年代にアクティブなユーザーに利用されています。リツイート機能などがあり、SNSの中でも非常に拡散性が高いSNSです。
広告枠は主に3つ。タイムラインの表示されるのが「プロモツイート」、おすすめユーザー欄に表示されるのが「プロモアカウント」、1日限定で、全てのTwitterユーザーのトレンドの最上位に表示されるのが「プロモトレンド」です。
Twitter広告の特徴はハンドルターゲティング・キーワードターゲティングです。プロモツイート・プロモアカウントで活用できます。
ハンドルターゲティングとは、ある特定のアカウントをフォローしているユーザーに対して広告出稿ができるターゲティング。
キーワードターゲティングとは指定したキーワードを検索またはツイートしたユーザーに対して広告を出稿できるターゲティング手法となります。
LINE広告とは
LINEは、日本国内のMAUは(※1)8,400万人以上とアクティブユーザー数が非常に多いSNSです。
コミュニケーションツールの利用ユーザーが多いのですが、広告の掲載先は、LINEのタイムライン・SmartChannel(トーク一覧画面の上部に表示)・LINEニュース・LINEマンガなどの複数の掲載先があります。
LINEの強みは、ユーザー層の広さです。InstagramやTwitterは利用していないけれど、LINEはコミュニケーションツールとして利用しているユーザーがいるため幅広いユーザー数、年齢層に広告を見せることが可能な媒体です。
(※1)https://www.linebiz.com/system/files/jp/download/LINE%20Business%20Guide_202007-12.pdf
TikTok広告とは
TikTokの、日本国内MAUは(※1)950万人となりFacebookなどのSNSよりはMAUの数値は少ないのですが、若年層を中心に急成長しているSNSです。ユーザーの投稿は15秒や60秒の全画面ショートムービー形式です。
広告枠は、アプリ起動時に全画面表示される「起動画面広告」タイアップ企画型の「#チャレンジ」おすすめ投稿に流れる全画面動画の「インフィード広告」の3種類があります。
インフィード広告のみ運用型広告となり、現状ターゲティングは他SNSに比べて劣る部分はありますが、今後新機能や新ターゲティングが実装されるかと思います。
(※1)https://marketing.itmedia.co.jp/mm/articles/1902/05/news124.html
SNS広告のメリット
たくさんのユーザーに利用されているSNSに広告が出稿できるSNS広告のメリットをご紹介いたします。
各媒体で利用ユーザー層が異なり、広告機能の違いも多くあります。そのためどのSNS媒体を用いで広告を出稿するか。という媒体選定も重要になりますのでお気をつけください。
メリット1 運用改善ができる
各SNS運営企業が提供しているSNS広告サービスは、管理画面からリアルタイムの現状(数値)を把握することができ、クリエイティブごとに表示回数、クリック数やクリック率、コンバージョン数など広告配信結果の詳細数値を確認することできます。
そのためデータを基にした信憑性のある改善策が打てるのです。
例えば、成果の良いクリエイティブだけ継続的に出稿し、成果が悪いクリエイティブは削除し、成果の良い部分に費用を寄せることで費用対効果を上げることなどの改善ができます。
出稿したら終わりではなく、出稿してからが始まりです。
メリット2 ネイティブ形式で広告配信ができる
SNS広告の特徴はネイティブ形式で広告出稿ができるため 広告がタイムライン等になじむことです。
例えばSNSのタイムラインに通常の投稿のような見え方で広告が配信されます。
そのため、ユーザーがぱっと見で広告とはわからないため、広告感が薄まり、嫌悪感を軽減してくれる可能性があります。また、SNSのタイムラインを見ているモチベーションのまま自然にクリックしてくれる可能性もあります、
メリット3 正確なターゲティングができる
SNS広告の最大の特徴は、精度の高いターゲティングを行うことができることです。
その理由は、SNSを利用するには、年齢や居住場所や趣味などの自分の基本的なプロフィールを登録するため、その情報を用いてターゲティングすることができるからです。
ただ、SNSによってはターゲティングの精度にばらつきはあります。
特にターゲティングの精度が高いのはFacebook・Instagram広告です。acebookが実名制のSNSとなり、Facebook傘下のInstagramは、Facebookと同様のデータを活用できるため非常に精度が高いSNS広告です。
SNS広告会社の選び方5選
このようなメリットがあるSNS広告ですが、実際に自社で広告運用することは手間もかかり、成果を上げるためにはノウハウも必要になります。
そこでプロのSNS広告会社に依頼するという選択肢もあります。
ただ、優秀なSNS広告会社に依頼しないと成果がでない・・・など、失敗してしまうこともあります。
SNS広告会社との取引前にこちらをご確認いただき、失敗のない代理店選びを行ってください!
広告に強いのか、アカウント運用に強いのか
SNSマーケティングには大きく2パターンあります。そこでどちらを得意としている会社なのか。また、どちらの方が目的を達成する手段として適しているかも含め吟味しましょう。
パターンとしては以下2パターンです。
1.SNS広告の運用代行
広告出稿を行い、CV獲得・認知度向上を目的にし、広告費をかければ短期的に成果が出しやすい施策
※本記事ではこちらのパターンの選び方をご紹介してます。
2.SNSアカウントの運用代行
企業・サービスのSNSアカウント運用代行による認知度向上、ファン増加を目的に、投稿メインでフォロワーを増やし、目的を達成する中長期的施策
※SNSキャンペーンなどはこちらの類と考えます
本記事は1のSNS広告の運用代行に関する記事となります。2のSNSアカウント運用代行についてはこちらの記事で詳細を解説しております。
SNS運用代行会社選び方5選【失敗しない】
https://zokujin.com/contents/choose-sns-operation-agency/
どのSNS媒体に強いか
日本でメジャーなSNS媒体はFacebook・Instagram・Twitter・LINE・TIK TOKなど。
各SNS媒体によってユーザー属性や広告出稿における使え機能や特性が異なります。そのためSNS広告会社がどの媒体で運用実績・ノウハウがあるのかを確認しましょう。
媒体社からSNS広告会社が「媒体社からのお墨付き」という意味で認定代理店と評価を受けているSNS広告会社もありますが、認定代理店という部分のみで評価はしないようにしましょう。
特定媒体の広告売上によってSNS広告会社がランク付されており、ランクが高ければ高いほどそのSNS広告会社には一定の売上があります。一定の売上があるため出稿実績があることの判断にはなりますが、認定代理店だが、実際の支援内容は良くないケースもあります。
また、大前提として媒体選定をしっかりと行う必要があります。
予算がある程度ある場合、テストとして複数媒体で広告出稿を行い実績をみながら、勝ち媒体を見つけることを推奨します。
予算が多くないためひとつの媒体で実施する場合は、同業種の事例などを確認しながら媒体選定を行いましょう。媒体選定から根拠を持った提案をしてくれる会社が良いおすすめです。
どのようなPDCAを回すか
SNS広告は細かな調整が可能だからこそ成果を上げるためにどのようにPDCAを回すかが重要です。
実際にお願いした際、そのプロセス部分を判断うするためにどのようにPDCAを回すつもりかを確認してください。
また、SNSの肝はクリエイティブと言われています。
クリエイティブ面をしっかりとPDCA回せる仕組み・ノウハウがあるかを質問し、具体的に回答があるか。その回答は的を得ているか。を確認しましょう。
クリエイティブ体制は?
SNSの肝はクリエイティブです。そこで1点気になるのが、誰がバナー作るの?という部分。
複数デザインを作りABテストを繰り返して勝ちパターンを見つけるのが王道のやり方です。要はクリエイティブをたくさん作る必要があり、リソースがかかるのです。
ポイントは、提案時に誰がどれくらいの量のバナーを作成するかを確認することです。
なぜなら、提案時に誰がどれくらい作るかについて言及がないということは、成果を出すために重要な部分を実施前に考えてないということなので、そのSNS広告会社が、実施後のPDCAを想像してない可能性が高くとりあえず発注をもらう事が目的になっている恐れがあるからです。
残念ながら、発注し広告出稿が始まってからSNS広告会社側からバナーを作ってくださいと言われ、リソースなくて作れませんと回答すると、それでは成果が出せません。と後から言われる事もあります。
クリエイティブ作成に関しておすすめは、費用内でクリエイティブも作成してくれる会社です。デザインやキャッチコピーなどの規定が多い場合は自社で作成したほうが良いでしょう。
また、別途費用を払えばクリエイティブ作成してくれる会社もあります。必要な量と金額次第では別途費用を払ってももちろん良いのですが、成果を上げるにはどれくらいのクリエイティブが最低限必要かをしっかり確認しその上で誰が作るかを判断しましょう。
どんなヒトが担当してくれるか
実際に担当してくれるヒトはどんな人かを確認しましょう。
発注したら営業担当からバトンタッチとなり、担当者が変わることもありますが、その場合はどんな人が担当するかは確認しましょう。
あまりないと思いますが、例えば会社としてInstagramに強いのですが、担当がInstagramを使ったことない。なんてことがあったらあまり成果が期待できないです・・・。
SNS広告会社の担当者によって知見のばらつきもあるため成果の差も発生しますのでよく吟味してください。
最後に
詳細をご説明しましたが、大事なのはその会社・担当者が、御社の支援をして成果を出すつもりがあるかです。
ぜひ成果をだせる会社・担当者に出会い結果を出してください!